日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

だいぶ経ちましたが、「東京駅開業100周年記念Suica」が来ました

あの騒ぎがあったのはどれ程前のことだったのか・・・と調べてみると、2014年の12月だった。それから1年と2ヶ月ほど経って、やっと来ましたよ・・・記念Suica

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もう感無量というか、あの騒ぎは何だったのかというか・・・今、こうして受け取ってみると結構複雑な気分ですね。送られてきた記念Suicaはおそらく使われることはなく、どこかに保存される可能性が高いのですが、そもそも100年wで手に入るはずが101年以上w経ってやっと手に入れることになったのだろうかというのは何となく釈然としないわけで・・・まあ、今となってはいいですけど。

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こうやって実物を見ると、やっぱり良いわけですよ・・・東京駅の100周年ですからね・・・100年ですよ・・・たった100年という見方もできるわけですが、でも100年。自分は最初これを使うつもりだったのですが、今となってはなんか使うのももったいなく・・・管理はエミさんに任せてしまうつもりです。

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2014年12月20日、JR東日本の予想を超える購入希望者が殺到したということで予定枚数1万5千枚、半分ぐらいを販売したところで中止。後日、購入希望者全員に販売するということで、いろいろ手続きをして今回やっと自分のところにも1枚御裾分けをいただいたわけです。

何であんなことになったのかということは今振り返ってみても興味深いことです。たかがJR東日本の記念キャンペーンにこれだけの人が殺到するというのはどういうことだったのか?

デザインも良かったんでしょうね。それにしてもあの発売日、ここまで人が集まるとはJR東日本の方々も予想外だったというところでしょうが、今、改めてなぜだったのかは振り返ってみる価値があると思うのです。ICTサービスがどういうものなのかを考える一つの手がかりとして。

そこにはICTが密接に絡んでいるような気がしてしょうがありません。昔ながらのコレクターズアイテムだったらこれほどのことが起きたでしょうか。マス、ソーシャル、パーソナルと性格の異なるメディアが重層し、人々の間に情報を拡散させていく、大衆はそれで煽られる・・・そして忘れていけないのは、オークションサイトの存在。小銭を儲けてやろうという本来こういうものには興味を示さなかった人々がさらに群がる。

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こうやって考えると、これからもこういうことはいろいろなところで起きそうな気がします。こういう現象が起こるのがいい悪いの話ではなく、こういう現象が起こりやすい社会がICTの普及によってもたらされたということでしょうか。

何はともあれ無事入手できたので、我が家の記念Suica騒動は昨晩を持って終了します。

お疲れ様でした。