昨年秋、人形町の甘酒横丁と言っていいのか、甘酒横丁から続く通りと言っていいのか、親子丼の玉ひでさんの前にオープンした(前は餃子屋さんのあったところ)。京都発祥の、京都を代表する老舗ラーメン屋さんの一つらしい。京都ラーメンというと天下一品が有名だが、こちらも老舗だそうだ。新福菜館さん。
京都のなのにスープは真っ黒で一瞬目をみはる。京都でこの色かって感じ。驚きを持って、麺を程よくスープになじませがら、まずはレンゲでスープをすくう。そして口の中に含む・・・へ〜、こういう味かって感じ。あっさり系だけど、味はしっかりって感じか。飽きずに最後まで頂いてしまいそうなスープの味です。写真は並盛り。
そして麺。太さは見ての通り、まあ普通、硬さも硬くもなく柔らかくもなくって感じ。硬麺好きの自分ですが、あえて硬麺と言わなくてもいい具合の歯ごたえでした。スープと麺がマッチしているので、パクパク食べられます。
味の付いている豚肉(チャーシューではない、だし肉というらしい)が入っていて、こういうところは徳島ラーメンに似ていなくもないなと思いながら食べました(ただ徳島ラーメンの肉とは違います)。スープ、麺、肉、もやし、ネギがいい感じです。美味しかった。
続いて焼きめし(チャーハンではない)。これは小。色だけで判断するとかなり味が濃そうですが、食べてみるとそんなことありませんでした。香辛料が効いてます。それが程よく口の中に広がっていい感じです。色さえ除けば普通の焼きめしですね。口の中でパラパラになり、さっくり食べられる感じです。自分が見ていた限りでは、ラーメン並、焼きめし並の並並(なみなみとコール)で注文する人が多かったみたいです。
ラーメンと焼きめしでこんな感じです。この2品がメインで、並や小、大盛りといった量のバリエーションがいろいろ選択できて、あとはトッピング系でチャーシューメンとか肉なしとか竹入り(シナチク)とかです。シンプルですね。
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ラーメンと焼きめし、両方ともクセになる味付けです。食べ過ぎにはご用心って感じでしょうか。
お昼時は混んでいるので、可能な人はお昼時を外して行った方が待たずにかつゆっくり食べられると思います。11時開店なので、自分は11時半になる前ぐらいに行ける時にはゴーって感じです。あと、夜もそれほど混んでないみたいです*1。夜はアルコールがちょっと欲しくなりますが、瓶か生のビールがある模様。
ごちそうさまでした。
新福菜館 人形町店 (ラーメン / 人形町駅、水天宮前駅、茅場町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
*1:日曜、祝日も開いているのでその点は非常にありがたい。