夜、タクシーに乗った。
そのとき、タクシーの運ちゃんに「景気はどう？」…って聞いたら、その返答にびっくり＠＠！
この業界、景気が良くなると運転手が減る*1んですって…そうなると外に出ている車は減りますよね。
つまり、あるタクシー会社は50台保有していても運転手が集まらないから、その内10台は遊んでいるとか、そういう状況になるそうです。供給曲線は左にシフトしてしまう。
一方、景気が良くなれば利用者は当然増えます。財布の紐も緩みます・・・需要は高まりますよね・・・需要曲線は右にシフト・・・う〜ん、微妙。
需給ギャップ、この場合は需要超過が景気がよくなるとより大きくなる。どの業界でも、通常は景気が良くなれば需要が拡大するわけで、それに合わせて供給も増やすわけですが、タクシー業界は供給が減ってしまうというなんとも皮肉な業界事情なんですね。
大変な業界なんだということに気付かされました…かなりびっくり＠＠！
さてこの状況を打開するためには、運転手さんの労働環境の改善と賃上げでしょうか。では具体的にはどうすればいいのか？すぐにはわかりませんが、いろいろ現実を知ることの大切さは再認識しました。
来週からも宜しくお願いします。
*1:それほどきつい仕事らしいです。だから景気が良くなって元の仕事に求人が出るとそっちにいったり、他の仕事探したりで運転手さんは減少するんだそうです。
