日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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お盆の激走650キロは疲れます

北軽井沢を出発したのが、10時過ぎ。なんとなく空が明るくなった。もしかしたらそんなにひどい天気にはならないのではないかという安易な思い込み。

軽井沢への下りの道、交通量が多い。峰の茶屋の交差点(今は白糸の滝入口)が少々渋滞になっている。「やはりお盆、車多い」・・・と思いながら走らせる。雨はパラパラ系。「大したことないじゃん」って感じ。

ガソリンスタンドで給油(ガソリン高杉晋作)して、その後早目の昼食ということで、御用達の追分そば茶屋に(ここで11時ぐらい)。気温が低く肌寒かったこともあり、暖かい天ぷらそばを頼む。麺は平麺の手打ちで、そばつゆがカツオ出汁で上品(と言っても弱いわけではない)でとても美味しい。

食事も終わり、本格的にスタート。国道18号から御代田(S君は帰ってきているのだろうかなどと考えながら)を抜け、佐久ICへ。無事、上信越道に入る。この日は体の水分濃度がアンバランスだったらしく、トイレがやたら近かった。長野道の姨捨SAで早々にトイレ休憩。ここで12時30分ぐらい。雨はそれなりに降っている。

長野道は交通量は少なく、雨は降っているものの、快適なドライブ。空もそれほど暗くなく前途を楽観的に考える。中央道に入ったら交通量が増えて、「場合によっては途中で渋滞もありうるか?」とはあまり考えなかった。

考えは甘かった。その後、土砂降りの雨の中を運転することに。ワイパーを最高に動かしても視界が悪く走りづらいことこの上ない。おまけに中央道は古く、アスファルトも浸透性の部分が少ない。ただでさえ上から降ってきているのに、車の巻き上げる水しぶきで余計に視界が悪くなる。気が付けば、大雨洪水警報が出ている中を走っていた。そんな中、2度目のトイレ休憩(ここで14時)。阿智PAに入る。トイレ休憩のときは不思議と雨が小やみになっていることが多かった。

大雨での通行止めが怖かったので、先を急ぐ。岐阜から愛知に抜けたときちょっと安心したが、ここではまだ行程の半分も来ていない。ただ、今年は前年の時のようなとんでもない渋滞に巻き込まれていないのがせめてもの救い。当初、渋滞になるかと思った土岐JCTも無事通過。

雨は相変わらず、風も時折強く吹いていた(風は峰を超えるごとに強まったり弱まったりしていた)が、順調に走り、愛知県春日井市の内津峠PAで第3回トイレ休憩(ここで15時)。このあたりまでが一番雨がすごかったかも。午後3時とは思えない空の暗さだったのが印象に残っている。交通情報を確認すると、この先から渋滞が始まるとの表示。覚悟を決めて再度ハンドルを握る。

おそらく、三重県方面の高速(伊勢湾岸、新名神)が通行止めだったので、そちらからの車の流入もあったのではないかと思う。天候が悪かったことで中央道から名神に抜ける車は少なかったかもしれないが、そちらの迂回車両でプラスマイナスゼロぐらいか。

伊吹PAで4回目のトイレ休憩をとる。渋滞のまっただ中。表示は八日市まで渋滞だった。「本当に八日市までか?」と30キロとか40キロとか距離を見せられるとさすがにうんざり。走るところは時速60キロぐらい出ていたことと、まったく止まってしまうことがなかったので時間はかかったが何とか乗り切る。

琵琶湖の東側を下り、草津から大津を抜け、京都へ。このころには流れもスムーズになり、だんだん快適なドライブとなる。ここまでくれば大丈夫だろうということで、桂川PAで晩御飯(19時20分ぐらい)。九条ネギ牛丼を頂く。普通の牛丼に九条ネギがのっているだけだがまあ美味しかった。

京都まで来ると、徳島県吉野川市まではちょうど200キロぐらい。浜町から北軽井沢と同じ距離なのでなんとなくホッとする。そういえば、この650キロを走るときは200キロが自分の中でも目安だ。北軽まで1往復半すればいいんだと自分に言い聞かせて出発し、200キロ走ってあと1往復だと励まし、残り200キロ、この京都まで来ると気分的にはすごく楽になる。

しかし、世の中はそんなに甘くなく、阪神高速3号線は三宮あたりが渋滞(中国道は宝塚あたりが大渋滞でもっとひどかったと思う)。摂津本山、灘の酒の魚崎郷あたりはなじみの場所だったので、ちょっと懐かしみながら、最後のノロノロ運転を何とかこなし、神戸淡路鳴門道へ入る。こっからはノンストップで突っ走った。明石海峡大橋や鳴門大橋がきれいだった。

吉野川市に着いたころ(夜10時過ぎ)には、空には満月に近いお月様が輝いていた。思わずカメラで撮ろうかと思ったが、さすがに疲れていたのでそこまではできなかった。

結局、ほぼ12時間かかったことになる。昨年の同時期の激走16時間にくらべれば、昼間走ったこともあり、楽だったが、それでもねえ・・・と思わないでもない(助手席に座り続けることも疲れるだろうし^^;)。でもこれでめげることはない・・・次回以降も激走650キロは実行されるww

お疲れ様でした^^v