日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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【ラン】ここ二か月間のことなど(少々長文)

3月15日、前日のビルドアップの疲れが残る中、皇居で3周走ろうとした。その走り始め、千鳥ヶ淵公園のいつものところから700メートルぐらい行ったところ・・・信号機を超えたあたりだったか、左脚腿裏にいままで経験したことがない痛みが走った。

その瞬間は、「ビィ〜ン!!!痛っ!」て感じ・・・10メートルも行かないうちに立ち止り、しばし自分の脚の状況を推し量っていたが、まったく走れなくなっていた・・・歩くのも辛いぐらい(そうそうこの痛み、以前にもどこかで経験したことのがる痛みだと思っていたのだけれど、やっと思い出した・・・ぎっくり腰の時の最初の一撃と同じ類の痛みだった)。翌週だったか板橋市民マラソン(DNS)もあったので、すぐに罹りつけの鍼灸院で鍼を打ってもらって、それから2週間弱、一切走らず過ごした。

この時の体の疲労は、例えれば、KURE CRC556のTVCMをご存じだろうか?錆びたボルトがぎりぎりと音を立てて回る映像とその音・・・まさしくあんな感じだった。体中が錆びついて、関節を動かすたびにギシギシと音を立てている感じだ。普通の疲労感とは明らかに違った。やめときゃよかった・・・と思ったときは遅かった。今後はああいう疲れ方をしているときは走るのはやめた方がいいのだということを今更ながら学んだ。

さてその後・・・そろそろ大丈夫かと走ったのが3月28日。結果は1キロ持たず痛みが再発してしまった。今までもちょくちょくいろんなところを痛めていたがここまで走れないのは初めて、「これは重症だな」と改めて思った。

それでネットで調べてみると・・・「見なきゃよかったよ^^;」と思うような記述がいっぱいあった。もう2週間もたっているのだから、「初期治療が大切だ」って書いてあってもなぁ〜ということで長期戦を覚悟する。走る目安は、鍼灸院の先生から言われていることただ一つ・・・「自分で走れると思ったら、走っていい」というもの。多少の痛みはあっても走れるなら、走れるスピードで走る。

次に走ったのが、4月5日。結果的に痛みを我慢しながらテラスをキロ7分弱で13キロほど走った。このときは5分台前半のスピードで最初の3キロはほぼ痛みなしだったので治ったのかと思ったほど(よく考えればそんなに急速に治るわけないのに)。甘くなかった。3キロ過ぎに痛み再発・・・でもキロ7分ぐらいなら走れるのでそれで残りを走る。次が一日おいて4月7日。5日と同じようなスピードで走る。やはり痛みはひかない。

その後も中1日、ないし2日でテラスをゆっくり走る日々が続く。15日にはハーフを走る。その前後で5キロをキロ5分前半で走れるようになった。大分よくなっているように感じていたが、左脚のハムストリング筋の痛めた部分にはなんとなく痛みがまだ残っているような気がしてビルドアップをする気にはならず。

不安が消えるまではじっくり取り組むしかない。

4月後半になると距離も徐々に伸びるとともに、タイムも上がってきたが故障前に比べると雲泥の差。しかもこのころになると体重が目に見えて増えだす。走れないのに食べる量は変わらないから当然なんだけど・・・5月11日現在で3キロ増ぐらい。

そしてGWに突入。前半は北軽井沢・・・標高1100メートル(標高差230メートルぐらい)で2日間15キロ弱を走りこみ。自宅から浅間火山博物館の駐車場までの往復のいつものコースだがまあまあの走りができる。下りもそれなりにスピードを上げたが、ストライドは抑え気味、ハムストリングにあまり負担がかからないように走ったが、でもここまで走れるようになった。

さあ、GW後半。

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GW後半は徳島で吉野川の堤防(上の写真)を16キロほど走った。10キロぐらいをタイムは気にせず走ろうと走り始めたが、結果としてまあまあの走りができた。大分戻ってきたかなって感じだった。このコースは堤防ということもありアップダウンはほぼなしで脚への負担は少なくてすむから安心して走れたのもあったのかもしれない。自分の感覚としてもいい感じで走れた。
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吉野川を気持ちよく走り、脚の完治を祈願に川島神社にもお参りなどして、これでだいぶ戻ったかなという感覚で東京に戻り、隅田川テラスを今度は攻めた。8キロちょっとを5分15秒ぐらいで走れるようになっていた。その翌日はハーフを走ろうと思ったが、疲れが残っていたため19キロで止めた。

そして10日(土)。あの故障をした日以来の皇居。最初は30分、29分、27分半のビルドアップをしようかと思ったけど、走り始めると、最初の1週目が5分半ぐらいで走ってしまったので、そのまま5分半のペース走に変更。何とか走り切ったって感じ。

あれから2か月、やっとここまで戻りました。

ところがまたやばいことに、その時今度は右足のふくらはぎを少々痛めたみたい・・・続くときは続く。めげずに治すと同時に走れるなら走るように頑張る。