日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2010年度の大晦日:どういう年だったのだろうか

あっという間に過ぎた1年であったことは毎年感じるところでもあり、今年もやはり感じたのでした。昨年度から大きく仕事の仕方を変え、今年はさらにそれを徹底した年でしたが、まだまだ自分の役割を果たしていないと思うことが多々あった1年でもありました。

今年度一番ヤバい!と思ったのは、やはり自分で気づいていない部分、気づかなくなった部分がかなりあるということでしょうか。それに気がついたのが最近だというのも遅すぎる!と突っ込まれそうな状況なのではないかと思います。

取り急ぎそれを直さなければいけないとこの10年度の大晦日になって思っている次第です。特にクライアントの要望に鈍感になっているのではないかという点、周りのお世話になっている先生方の気遣いに気づいていないのではないかという点、プロジェクトメンバーの状況の把握が甘いのではないかという点などですね。

これはそのまま明日からの11年度の課題となるというところでしょう。

甘いと言えば、仕事の詰め方が甘い面がありました。これも反省材料です。10年度まではある程度各自の自主性に任せていました。仕事としてやる以上、自ら責任を持ち、言われたことは進んで、先を読んでやるものだと思うのですが、そこはそれ人間ですから、人によってはやはり言われたことしかやらない、言われないとやらない人は一杯いるわけです。

11年度は、「言われたことしかやらない、言われないとやらない」という姿勢で仕事をしている人に対してはとことん、しつこく要求していこうと思います。

でも僕の目指すところは、SACです。Stand Alone Complexですね。攻殻機動隊の荒巻課長の言葉を引用すれば、「我々の間にチームプレイなどという都合の良い言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ」・・・ということになります。

しかしここまで極端化というと僕自身はそうではなくて、「各人が自分の立場を理解して、人に言われる前に自分の役割を果たす」というところでしょうか。

仕事全般的には、メンバーも自らの役割を分かってくれ、上記のSACに近い環境で仕事が回った一年ではなかったかと思います。最後にいろいろありましたが、それも無事こなし今日を迎えているのも皆のおかげです。しかし当然ですが、100%はないわけで、唖然とさせられたこともありました。

仕事を自ら処理していくというよりは、今は、仕事を開拓し、それをメンバーにやってもらって、さらにはマネジメントも考えなければいけないという状況なのですが、そういう状況は結構しんどいものです。やりやすいのは(楽だとはかぎりませんが)、自分ひとりで仕事を取ってきて、自分ひとりでこなして、報告して終わらせるというやり方です。

昔はこういうスタイルでしたが、今、それはできないでしょう。チームとして、グループとして如何に力を出すか、効率よく仕事をこなし、各人のスキルアップも同時に進めていくかがもっとも問われているところかと思います。この点についてはこれからもまだまだ勉強しなければいけないと思っています。

毎年、毎年、同じことを繰り返しているようで少しずつ、あるいは大きく違っていて、それに対応していかなければならない。それが自分の成長(なんてあるのかとも思いますが)につながっているのかいないのか・・・よく分からないけど、みんながよりハッピーになるように貢献していこうということだけは忘れないようにしているつもりです。

以上は仕事上での今、頭の中に浮かんだことですが、プライベートではやはり東京マラソン初出場で見事サブ5を達成したことでしょうか。前の記事にも書きましたが、いろいろな意味で参加してよかったと思いました。

さて11年度はどんな年になるのでしょうか。

2010年度は本当に皆さん、お疲れさまでした。せめて今日ぐらいはゆっくりお休みください[E:happy01][E:sleepy]

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