日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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僕にとっての1985年

先日の記事で、吉崎達彦氏の「1985年」を紹介した。後で思い出したことがある。実は僕が務めている会社も、1985年が設立年だ。

今年は創立25周年ということで、社内紙で「1985年にあなたは何をしていたか?」という特集があった。その時は書くことないなぁと思いながら、結局何も協力できなかったのだが、今回「1985年」を読んで、改めて大学4年生だったということを思い出したこともあり、どれどれと思いだしてみた。

まず思い出すのは、進路、当然就職について悩んでいたこと。僕自身は大学院に行きたいと思っていたが、最終的に決心したのは秋になってからだった。なぜか・・・就職部の担当職員の態度があまりに横柄だったので、こんなやつの世話になってまで就職したくない・・・と思ったのだった。だから前から進みたいと思っていた大学院へ行く決心がついたのでした。

大学関係だと、ゼミで「1985年」にも書いてあった筑波の科学博に行く計画を立てたが、結局立ち消えになった。僕の所属したゼミはあまりゼミとしての一体感は無かったなという思い出だけが残っている。当時のみんなは今、どうしているのだろう。

それから当時は売り手市場で今の学生さんから見れば嘘のような状況だった。内定をいくつも取る仲間がいたり、みんな順調に就職先を決めていった。そんな中で僕だけ大学院。その後もいろいろあったが、無事、試験に合格して大学院に進めた。あの時はホッとしたのと不安だったのとまあ複雑な心境。

必ずしもこの年だけではないが、当時はGWや夏休みの頃になると、北軽井沢のスーパーにアルバイトに行っていた。叔母さんのところだったので、泊りこみで夏休みはフルにそこでアルバイト。セブンイレブンと言われたのだが、朝早くから夜遅くまで休みなしの仕事だったが、楽しかった。僕のビジネスセンスはここで培われたと言っていい。

あとはひたすら司馬遼太郎あたりの歴史小説・・・それも幕末維新ものをよく読んでいたな。あとは草野球も比較的一生懸命やっていたし、そうそう、母校の高校野球でコーチみたいなこともやっていたと思う。あの頃の選手たちは今、どうしているのだろうか。

こうやって振り返ると、大学院に進む決心をした年であり、僕にとってもターニングポイントとなる年だったと言えると改めて振り返ってみて思う。

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