この冬はマクロ経済系の本を5冊ほど読むことを目標にしようと思う。
まずはこれ。みずほ総合研究所著『日本経済の明日を読む2010』だ。まずはこれで現状の日本経済の状況を頭に入れようと思う。
日本経済の明日を読む2010 東洋経済新報社 2009-12-04 by G-Tools |
次はこれ。突然だけど、芹沢一也他編、飯田泰之他著『経済成長って何で必要なんだろう?』を読む。これって説明できます? なぜ必要なの?経済成長ってって質問されたら、すんなり答えられれば今の日本は無かったような気がする。自分でもう一度考えてみるというところでこの一冊。
経済成長って何で必要なんだろう? (SYNODOS READINGS) 光文社 2009-06-25 by G-Tools |
3冊目はこれ。若田部昌澄著『危機の経済政策‐なぜ起きたのか、何を学ぶのか‐』に行きます。これは最近twitterでも評判だった一冊。自分の読書中図書に入っていながら、中途半端に積読に戻っていたので、再チャレンジ。
危機の経済政策―なぜ起きたのか、何を学ぶのか 日本評論社 2009-08 by G-Tools |
4冊目はこれ。白井さゆり著『欧州迷走‐揺れるEU経済と日本・アジアへの影響‐』だ。これは日ごろ日本経済について考えるとき、欧州はどういう位置づけなのだろうと思うところがあり、欧州の状況を知るのと日本への影響を考えるのにちょうどよい本に思えたのでこの冬の課題図書になりました。
欧州迷走 日本経済新聞出版社 2009-12-02 by G-Tools |
そしてこの冬最後の課題図書はこれ。中井浩之著『グローバル化経済の転換点‐「アリとキリギリス」で読み解く世界・アジア・日本‐』。なぜこれを最後にしたか・・・積極的な理由はないが、強いて言えば、日本の現状確認から始まり、成長や経済政策について考え、欧州の状況を確認したら、再度日本と日本を取り巻く世界を視野に入れながら考えてみたくなるというところか。
グローバル化経済の転換点 - 「アリとキリギリス」で読み解く世界・アジア・日本 (中公新書) 中央公論新社 2009-10-26 by G-Tools |
この5冊を読んで、日ごろ発表される統計数値やニュースを追えば、さらに理解は深まろうもの。年明けはもう少し地に足のついたものの見方ができるようになっていたいものだ。
さてここで取り上げた5冊。最後の1冊は本屋さんで手にとって自ら選んだものだが、他の4冊はいずれもネット経由の情報で存在を知った。ブログの記事から知ったのが、2冊目と3冊目。twitterのつぶやきに教えられたのが、1冊目と4冊目。教えていただいた方、ありがとうございまいした。
ブログにしろ、twitterにしろ、この道のプロと言える人たちの言説を日常生活の中の一部として読むことができる。すごい世の中になったと思う。