日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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日光東照宮など:17年ぶり?

先日、栃木で所要があり、空き時間を利用して日光まで行ってきた。日光へ最初に行ったのは小学校6年生の修学旅行の時。たしかこのときは雨が降っていたと思う。東照宮は陽明門の両脇が補修工事か何かしていて中途半端だった。霧降高原は天気が悪く、通過しただけ。イロハ坂では運転手さんの技術にみんなやんやの喝さいを送り、夜はTVで王貞治の600号ホームラン(だったかな?)を打った野球中継を見ていたと思う。

その次に行ったのは、プライベートで就職直後に行った。このときは江戸村に行ったと思う。東照宮などの思い出は残っていない。この時も天気はあまり良くなかったような・・・記憶が残っている。その次は、米国のMr.ホップレイご夫妻を観光にご案内した。あの時も最後は土砂降りだったっけ。それ以来だと思うから、17年ぐらい経っての再訪だった。

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最初は日光に行く予定はなかったが、JR宇都宮線に乗って宇都宮をまず目指したとき、路線図をみると日光線が目に入り、距離もそれほどでもないということで、じゃあ、久しぶりに行ってみようとなった。

JR日光線は田舎の農村部を抜け、日光が終点だが、途中、稲穂がたわわに実った田んぼの中を抜けていく、列車は結構なスピードで走っているが、車窓から見える景色はのんびりしたものだった。

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日光と言えば、イロハ坂や華厳の滝、そして東照宮がすぐ頭に浮かぶ。最初は駅前をぶらぶらするだけで、どこかへとは具体的に思っていなかったが、東照宮が比較的近いということで、タクシーで向かった。

タクシーを降りてちょっと歩くと、写真の参道に出る。まだお昼前だったこともあり、ここではそんなに混んでないなあという印象だった。

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参道を抜け、鳥居をくぐると比較的拾い場所に出る。そこにあるのがこれ・・・五重塔。すっきりした感じでそこに五重塔は建っている。きれいな五重塔だ。

多くの観光客もまずここでカメラのシャッターを押すのではないだろうか。さてこの先に拝観受付所があり、入場料を払うことになる。1300円だった。さすがに高い!とつぶやいてしまった。

でもせっかく来たのだからということで、大人一枚購入し、拝観することにした。ここまで来たからには、三猿と陽明門、眠り猫、鳴き龍はちゃんと拝もうと心に誓う。

Nikko20090920d_2そして最初に対面するのが、この「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿ですね。

周りでは三猿はどこだろうねえと言いながら探している人が結構いました。小さいのでちょっと見落としてしまうかもしれません。まあ、回りオン人と一緒に行動していれば、ここも必ず見るところですから、まず見落とすことはないとは思います。

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そして見えてくる陽明門。なかなか重みがあります。遠くから見るのもいいですが、近くに行ってその細工の細かさを見るのもいいかと思います。

それにしても人が多いですね。小学生が、修学旅行でしょうか、一杯来ていて、うじゃうじゃしてました。

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鳥居をくぐり、階段を上がって振り返ると、この景色が見えます。

小学生たちが記念撮影を撮っています。35年前、僕らも同じところで修学旅行記念写真を撮りました。

三猿の所も人が群がっています。欧米やアジアからの観光客と小学生がほとんどでした。僕らみたいな一般の大人はほとんど数えるほどでした。

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そして陽明門。どっしりしていて何とも言えない威厳があります。これが歴史というものでしょうか。小学生たちはこの東照宮の歴史をガイドの方あるいは先生から聞きながら一生懸命見学していました。

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この後、3基のお神輿があったりして、坂下門の所にあるのが、左甚五郎作と言われているこの眠り猫。この下でもまた人が鈴なりでした。当然と言えば当然ですけどね。

この眠り猫・・・よくできてますね。思わず見入ってしまいます。そしてこの後約200段の石段を上がっていくとその先にあるのが・・・

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家康公のお墓です。小学生の群れをかき分けながら、時には避けながらはあはあを息を切らせて登っていくとあります。

そして石段の途中に「人の一生は重荷を負ふて遠き道をゆくがごとし」という有名な言葉が書かれた高札があり、疲れた体に鞭を入れてくれます^^

鶴が映っていますが、その下に亀も映っているのが見えるでしょうか。鶴亀で縁起ものですね。

この後、鳴き龍を見学して、参道に戻りました。鳴き龍は拍子木を鳴らして、竜が鳴くところを聞かせてくれますが、それはみごとです。35年前は自分たちで手を叩いていた記憶がありますが、いつから変わったのでしょうか。

あと天井に書いてある龍の絵は見事です。この絵を見ながら拍子木の音が天井に反響するのを聞いていると何とも言えないものがあります。

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今回、滞在時間は1時間ぐらいだったでしょうか。最低限のところだけ見て、日光駅に戻りました。

久しぶりの日光は、今までで一番天気が良く、すがすがしい中でいろいろ見ることができました。



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