日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

将来をどう考えるか?

ICTの時代だと言っても、知識産業や情報産業の企業すべてがハッピーであるはずがない。

製造業中心とした産業構造の時代における知識産業や情報産業から、自身が主役となる産業構造の時代になるのであれば、それ相応の変化がすべてのICT関連企業に求められるだろう。シンクタンク業界も当然だ。

その時、新しい時代に適応できた企業だけが淘汰されずに生き残ることになる。

シンクタンク業界はどうか。この業界の位置づけは製造部門に対する情報収集分析が主業務だ。この役割は、次の時代は、製造部門が知識・情報産業部門に変わることになるだけかもしれない。

ならばシンクタンク業界は次のご主人さまをうまく見つけられるかが勝負の分かれ目になるというところか。

しかし、ここ数年ずーっと感じてきたことは、情報を入手することに対するクライアントや自分自身の行動を振り返ると、一度、この業界は業界ごと破たんしないとダメなのではないかということ。考えはまだそこまでだから・・・というより、感じるレベルだから、どうして破たんするのか、その破たんした後にどのような世界がまっているのか、そこに生き残るためにはどうしたらいいかなど、全然具体的にはかけないのだが・・・

なんかね、もっと思い切った考え方の転換が必要な気がするんだ・・・それが何かはまだ分からない・・・情報消費者まで情報流通(共有)業(情報小売業、情報卸売業)、情報蓄積創造業などと将来はどのような産業構造になるのであろうか・・・否、こういう区分では意味がないな・・・いやそんなことではなく、マネジメントを工夫するということかもしれない。

・・・なんかね、すっきりしないんだよね。

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