日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

1−3月期のGDPは▲4.0%

今朝、8時50分に内閣府経済社会総合研究所より公表された。

1−3月期のGDPは▲4.0%の落ち込みとなり、年率換算で▲15.2%。戦後最大の落ち込み幅だそうだ。▲4.0%のうち、内需の寄与度が▲2.6%、外需が▲1.4%。

さて1−3月期がこの程度の落ち込みになるということは、多くの専門家は予測していたのではなかろうか。日経平均株価もプラスで始まっている。また個別月次指標や個別の業界によってはすでに底打ち感が出始めているところがあり、先行きはさほど悲観的ではないであろう。

4−6月期のGDP成長率は、高速道路料金の値下げや定額給付金があったことも影響し、おそらくプラスになると考えられているが、プラスになるか否かというよりも、これが本格的な回復につながるかという点が注目だ。

外需の動向、内需の力強さ、それを補強する政府の経済対策が新たな成長軌道に乗せるだけの効果があるか・・・さて、2009年度の上半期はどうなるのでしょうか。

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