最近はパソコンで使える統計ソフトも豊富になり、またWebでのアンケート調査で10年前よりかなり安い費用でアンケート調査の実施が可能になったこともあって、最近は個票レベルのデータを使った計量分析がかなり活発に行われるようになってきた。
本書はそのマイクロエコノメトリクスをSTATAで行う際の参考書だ。待ちに待ったものがやっと出たという感じ。早速STATA Pressに直接注文した*1。ちなみに出版社の紹介ページはこちら。
目次は以下のとおり。目次の日本語は野口訳ですので、悪しからず^^
1 Stata basics:STATAの基礎
2 Data management and graphics:データの取り扱いとグラフィック
3 Linear regression basics:線形回帰の基礎
4 Simulation:シミュレーション
5 GLS regression:一般化最小二乗法
6 Linear instrumental-variables regression:線形操作変数回帰
7 Quantile regression:量的回帰?
8 Linear panel-data models: Basics:線形パネルデータモデル:基礎
9 Linear panel-data models: Extensions:線形パネルデータモデル:拡張
10 Nonlinear regression methods:非線形回帰法
11 Nonlinear optimization methods:非線形最適化法
12 Testing methods:検定方法
13 Bootstrap methods:ブートストラップ法
14 Binary outcome models:二値モデル
15 Multinomial models:マルチノミナルモデル
16 Tobit and selection models:トービットおよび選択モデル
17 Count-data models:カウントデータモデル
18 Nonlinear panel models非線形パネルモデル
A Programming in Stata:STATAによるプログラミング
B Mata:メイタ
Microeconometrics Using Stata: Revised Edition
- 作者:Cameron, A. Colin,Trivedi, Pravin K.
- 発売日: 2010/04/08
- メディア: ペーパーバック
Amazonの紹介では15日になっているけど、米国では12月4日に出版なので当日発送してくれるみたいです。手に入ったらまた内容についてコメントします。