本日は午前中はインターネットの接続の修理で、午後は会社に行こうと思っていたが、昨日まででひと山越えたこともあり、午後も休んでしまいました。
家でボーっとしているのも何なので、自転車で日本橋周辺をタウンウォッチしながらうろうろして、ついた先が日本橋丸善。
やはり本中毒の僕としては、ここにいるのが一番落ち着きます・・・本当は神保町がいいんだけど、今日はそこまで行くのは止めておきました。本屋に行っていれば、本を買いたくなるのは当然の心理・・・そこでやはり今回も4冊の書籍と1冊の雑誌を購入。
購入したのは以下のとおり。
これは前日に買ったものだけど、一緒に紹介します。清野先生が書かれたミクロ経済学の入門書。この本の特徴は、無差別曲線など直観的に理解しづらい概念を使わずにミクロ経済学の初歩が学べるようになっているところです。じっくり読んでみたい一冊。
ミクロ経済学入門 (シリーズ・新エコノミクス) 清野 一治 日本評論社 2006-04 by G-Tools |
次はゲーム理論の入門書。著者の岡田氏のゲーム理論という教科書は中上級の教科書として定評がある。今度の入門書もかなりいいらしい。ゲーム理論は相変わらず食わず嫌いのところがあり、もうそろそろいい加減にしろって感じなので、このあたりから入っていきましょうかって感じです^^
ゲーム理論・入門―人間社会の理解のために (有斐閣アルマ) 岡田 章 有斐閣 2008-08-23 by G-Tools |
2冊も入門書を買ってどうすんだ!って思う人もいるかもしれないですけど、新しい工夫がされた入門書などは読むと結構頭の整理にもなり、かつ新鮮な視点を提供してくれることもあり、なかなか捨てがたいのです。
次は書名に惹かれて、序文も読まずに購入。帰ってからパラパラっと見たところ、絶対計算なる言葉が登場する模様。何しろ定量的に分析して、予測してしまいましょうという感じなのだろうか。まっ、読んでからのお楽しみ。
その数学が戦略を決める 山形 浩生 文藝春秋 2007-11-29 by G-Tools |
次も書名に惹かれて買いました。Web2.0の先に何があるのか・・・「はじめに」を読んでみると、まずモバイル化の進展、もう一つはセマンティック・ウェッブからメタバースへの流れの2つがあるようだ。Web3.0の流れとしては後者がそれに該当するよう。実際はモバイル化の流れとも互いに影響を与えながらということになるのだろうけど。
神々の「Web3.0」 (Kobunsha Paperbacks 125) 小林雅一 光文社 2008-08-23 by G-Tools |
そして最後が宇沢氏の一冊。 最近ケインズの一般理論の翻訳が再登場しているので、また注目を浴びており、それを考えてこちらも出版社が出したのかとも思ってしまう。
ケインズ「一般理論」を読む (岩波現代文庫 学術 195) 宇沢 弘文 岩波書店 2008-08-19 by G-Tools |
ケインズの経済学はその一般理論が読みづらいこともあり、必ずしも専門としないわれわれにとっては直接それを読むことはないだろう。そのような中でこの本がこういう形で出たということはそれはそれで喜ぶべきことかもしれない。
最後はこれ・・・ゲーム理論を特集した雑誌「現代思想」。特集のテーマの後ろに「非合理な世界の合理性」とあり、なんとなくなんだろうと惹かれてしまう。
現代思想 2008年8月号 特集=ゲーム理論 青土社 2008-07-28 by G-Tools |
さて、今僕は減量中うなので食欲の秋はない・・・ということで、今年は読書の秋を存分に満喫しようと思う・・・何冊読めるかな?