日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

久々にオールナイト人形町!・・・朝まではやらない^^

久々に・・・というのはここにこの時間に書き込むのが久々ということですが、本日はオールナイト人形町かなっと思いましたが、やはり体力が落ちたことは否めない事実として認識せねばならず、これから帰って寝ます。

明日・・・正確には今日ですが、いろいろ議論のあるところを発表しないといけないので緊張してます。

キーワードは外部性あるいは外部効果です。外部効果とは、簡単に言ってしまえば、市場取引を通さずその市場の参加者が便益を得ることです。

負の外部効果としては、公害(となり近所の騒音など)がよく例に出されます。

正の外部効果としては、借景なんかがそうでしょうか。

外部効果を内部化するとは、外部効果の便益を享受する人に対して、その便益分を上乗せした価格で販売し、その便益分を回収することです。その回収した収入で外部効果を発生させている人を補助することによって、社会的な便益が最大化されます。

上の例だと、公害の場合は、負の外部効果ですから、公害を発生させている人からその負の効果分のマイナスの便益を徴収することにより、公害の発生そのものを防ぐとかですか。借景の場合は借景している人からその景観料を徴収し、景観を整備している人を補助することです。

通信の場合も外部性があります。例えば、すでにあなたが電話に加入しているとします。そこに追加的に新しい人が加入すると、あなたはその人にも電話をできるという便益を得るわけですが、それに対して対価を払っていません。内部化とは、この便益に対する対価を支払ってもらうことを言います。

手段はいくつかあり、税金のように徴収する方法とか、利用料に上積みする方法とか、そういう点から見ると、ユニバーサルサービスを維持するための負担金も外部効果の内部化の一例と言えるでしょうか。

このあたりを正確に理解することが必要みたいです・・・もしかしたら大全鳴動してネズミ一匹かもしれません・・・今、研究されている分野・・・これまでにもあった取引形態ですが、ネットが普及することによってその重要性が認識されてきているようですが、どうなんでしょう。

それではおやすみなさい。