改革のためのABC・・・なんだと思いますか?
- A:当たり前のことを
- B:バカにせずに
- C:ちゃんとやる
リンクを張った日経ビジネスオンライン「野々村人事部長の歳時記」に書いてあります。全文を読むには登録(無料)が必要。
記事を読んで見れば大概の人はうなずくだろう。危機に陥ったとき、どう対処するか・・・それをシンプルにあらわしたものが上記のABCだ。
「当たり前のこと」・・・誰にとって当たり前のことかがきちっと認識されていなければならないだろう。顧客の視点からみてどうなのか・・・自分の都合を優先していないかというところだ。
「バカにせずに」・・・これは結構知らず知らずのうちにやってしまっている。「ふん、そんなこと先刻承知だ」って感じでね。日頃、身内の批判だけして、具体的な行動を取らないというのもそのうちの一つだろう・・・どこかのコメントのように。
「ちゃんとやる」・・・実行するということは困難を伴うことが多い。最初は張り切ってやるが、そのうち息切れしてしまったりする。記事にはイチローを例にとり、「スポーツで勝ち続けるカギは、いい時も悪い時も、一喜一憂しないで自分の持ち味を出し続けること」と指摘し、「企業の改革も、軸をぶらさずに、一貫して地道な取り組みを続けられるかが大切だ」と結んでいる。
問題意識を共有し、明確な行動指針のもの、進められるか・・・その際、個々の社員が自ら地道に続けられるかというところがポイントになる。