日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

最近のICT産業が分かる6冊

某雑誌の書籍紹介欄に「通信事業が分かる本」ということで記事を書かせてもらうことになった。

ただ「通信事業(産業)」だと範囲が狭いので、ICT産業ということで何冊かの書籍を紹介しようと思っている。

現在、候補に挙がっているのは、以下の書籍。当然、今までこのBlogで紹介したものも含まれる。

まずはこれ。ブロードバンド化の目鼻がついた今、次の注目点はここ。要するにブロードバンドネットワークを使って何をするのかという点を考えるのがわれわれに突きつけられた課題。それを考える上で、この本は非常に役立つ。

4480062858 ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田 望夫
筑摩書房 2006-02-07

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次はこれ。上記のような変化は情報通信産業の政策にどのような課題を突きつけているのかという点を抑えておくのは重要。

4761262796 融合するネットワーク
谷脇 康彦
かんき出版 2005-09

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次はこれ。今回の産業構造の変革で一つの目玉である、通信と放送の融合。問題は、単に既存の放送産業がネット上に載るだけでは駄目で、その先にどのようなビジネスを描けるかがポイントになる。

4862480462 ネットがテレビを飲み込む日―Sinking of TV
池田 信夫 林 紘一郎 山田 肇
洋泉社 2006-06

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か、

4106101505 電波利権
池田 信夫
新潮社 2006-01

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あるいは、これ。

4532351863 日本のポップパワー―世界を変えるコンテンツの実像
中村 伊知哉 小野打 恵
日本経済新聞社 2006-05

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それから、ケータイの爆発的な普及についても無視はできない。それについてはこれ。

4757101643 ケータイ進化論 NTT出版ライブラリーレゾナント012
小檜山 賢二
NTT出版 2005-06-14

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さて、最後はそれでは我々は今、時代としてどういう時代に生きているのかという視点から以下の本は参考になる。

475710135X 情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる NTT出版ライブラリーレゾナント001
公文 俊平
NTT出版 2004-10

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という本を紹介しようと思うけど、何か忘れている本はありますか?

誰か気がついた人がいたら、コメントください。

よろしくお願いしますm(_ _)m

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