総務省の発表によれば2005年度9月末時点における国内のブロードバンド(BB)市場の契約者数は、21,427,707契約となった。
その中で光ファイバは3,978,529契約となり、前四半期から568,089契約増加している。この四半期の純増数ではADSLやケーブル・インターネットを上回りもっとも契約数を増やした。
この純増数を4倍すれば年間の増加数のおおよそのところが分かる。季節変動もあるが、200万契約以上増えることは間違いないであろう。
NTTの中期経営戦略では2010年までに光ファイバを3000万のユーザに提供することになっている。今はまだ遠い数字のように思えるが、現在の潜在需要と今後の需要の本格的な立ち上がりおよびその加速を考えれば、3000万という数字の実現性はかなり高いと言える。
潜在需要を顕在化させ、それを加速させるためには、コンテンツの充実が必要であることは言うまでもないことだ。