日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

クライアントはどっちだ?

仕事の種類によっては、われわれに発注する委託主と、われわれがその仕事の一部を再委託する外部の専門家がいる場合がある。

その場合、間々あることが誰がクライアントだかがあやふやになることだ。ちょっと分かりずらいかもしれないけれど、クライアント(委託主)のためにと思ってやったことが実は、われわれの再委託先の専門家のやりたいことを逆に本来のクライアントに提案するだけになり、クライアントがフラストレーションを起こす場合がある。つまりクライアントの欲しいアウトプットと外部専門家の考えの間にずれが生じている。

素人には専門家の言うことはさも尤もに聞こえる・・・専門家の言うことは尊重しなければということから、クライアントにそれをぶつけると、クライアントはその意見に対しては批判的になる。ある意味、当然だろう。クライアントにしてみたら、「大きなお世話!」って感じ。

こちらはプロジェクトをよりよくしようと思ってやったことなのに・・・なぜ?となる。難しいところだ。

あくまでもクライアントを立てなければいけないし、外部の専門家にもこちらから頼んでいる手前、失礼がないようにしなければいけない。最初のボタンを掛け違えると、修正するのは結構大変。

そういう経験をつむことによって、いろいろ幅が出てくると考えれば、苦労も苦労ではなくなる・・・と思う。

「がんばれ〜っ」と陰ながら応援しています。

久々の書き込みでした。

イタリア紀行はいま少し待たれよ。