大したことではないんだが・・・最近銭湯によく行くもので、湯船に浸かりながら、ふと考えてしまうことがある。それは・・・
女風呂からは結構大きい話し声が聞こえるんだけれど、片や男湯はみな黙々と湯船に浸かり、体を洗い、そしてあがっていく。
なぜなのだろうとずーっと気になっていた。男の人は知り合いにあっても軽く会釈程度で済ます人が多い。女風呂のような談笑になることはまずない。どうしてなんだろうとずーっと考えていた。
なんとなく分かってきたのは、男の方は地元に働いている人ばかりではなし、地元に働いていても、コミュニケーションがあるわけではない。隣近所で近くてもそんなに話すわけでもなかろう。要するに親しくないのだ。
極端に言ってしまえば、顔を知っている程度の関係の人が多いのが男湯の中。だからたまたま会っても会釈をする程度。よほどの話し好きでもない限り簡単には話題もないからね。
一方、女湯がお話が盛んになるのは、恐らくその辺りの隣近所との付き合いが女性の方があるということなのだろうと思う。だから会えばたちまち井戸端会議のようなおしゃべりが始まる。賑やかだよ、女湯は。
だから男湯もそういうよく知っている者同士で入っていれば話始めるはずと思ってたら、ちょうど3人連れの会社員が入ってきた。なんとなく観察していると、やっぱり話しているよ・・・男もやっぱり銭湯で話すんだよ・・・と思いました。男湯の方が人間関係が希薄なんだなあと。
声の大きさも女湯の方が大きいみたいなんですけど、これも親密さの違いからくるのですかね?