ブロードバンドの伝送媒体として光ファイバ。
通信産業に関連している人は誰しも最後は光ファイバと思っているのではないだろうか。
IT産業の特徴であるWinner takes almostで、インフラ部分で一人勝ちするのは光ファイバだと。
しかし、そうなるには光ファイバでなければならない状況にならなければならない。今はどうか?
光ファイバでなければならないコンテンツやアプリケーションはまだない。こういうサービスは通常ビジネスユースから出てきそうなものだが、どうなのだろう。
そのような中で地道に活動しているのがBBA(ブロードバンド推進協議会)(リンク切れ)だ。
通常、あるプロダクトが生まれ、成長していく過程は様々である。ブロードバンドの場合、NTTは箱を最初に作ろうとしているが、その箱の持つ性能を必要とするような使い道がない。
BBAはまさにその使い道を探そうという試みに見える。このような試みがそこここで行われれば、ブロードバンドはまた違った成長経路を描くのかもしれない。