寒くなると必ず一度は食べたくなる。そんな冬の定番です。
並木藪の鴨南そば（1700円也）。
本日は羽子板市であったことも手伝ってか、閉店間際の割には混んでました。並木藪は年配のお客さんが多いのですが、僕等の横で呑んでいたお客さんたちもそんなお客さんで「昔はなぁ〜・・・」などといいながら、杯を重ねていました。僕等が帰るころにやっとざるそばを一人だけ注文していました。もう一人は「もうお腹いっぱいだからいいやあ」だって。お酒しか呑んでないのに・・・流石（？）とニンマリしてしまいました。
さて、僕等はというと、最初に熱燗一本を板わさ、そばみそを肴に堪能しました。ここは菊正宗なんですけど、端麗辛口でおいしいです。さて、お酒が終わる頃にちょうど鴨南が出てきます。ここは暖かいおそばにも蕎麦湯がついてくるんです。汁の辛さは他にはないでしょう。並木藪の鴨南の鴨の大きさ、つくねの美味しさも頭抜けていると思います。あの辛い汁にかもの肉の味が妙に合うんですよね。お薦めの一品です。
蕎麦湯で割って汁まですべて飲み干して汗をふきふき店を出ました。
