競争力という言葉、よく聞く割にはその内容を考えると、結構あやふやだ。
ここでは、あるサービスの競争力を実証することが目的であるのだから、ポイントとしては以下のようになる。
- 企業別(A,B,C,・・・)のサービス(α、β、γ)間の競争力を評価する(Aという企業のαというサービス:Aαと表す)
- 競争力を評価する際はまず2つの視点、企業の評価(A社というブランド)とサービスの評価(αという製品)がある
- サービス間を評価するに際してはαの中だけで、企業間の比較をするだけではなくて、他のサービス、βやγも対象になる可能性がある(理由はαと他の2サービスは競合しているため)
- よってAαの競争力を定量化するためには、サービス全体(α、β、γ)の中のαの評価と企業の中(A,B,C,・・・)のAの評価を統合して指標化する必要がある
以上、4点が主要な点だと考えられる。
さらに企業の評価とサービスの評価は具体的な評価項目が挙げられる。
- 企業の評価:経営基盤、ビジョン、センス、ブランド、アフターケア、等
- サービスの評価:価格、サービスの性能(通信なら伝送速度、等)、品質、付加機能、等
これら複数の要因を統合して指標化し、特定のサービスの競争力を評価する手法としては・・・
これまで思い浮かぶのは、離散選択かコンジョイントを使い蒸気の2つの視点を加味したモデルを構築し、選択確立を求めるもの。選択確率の大小=競争力の大小と考えれば、有効なモデルと考えられる。
問題点は、事業者別の離散選択モデルは本格的にはやったことがないこと。
難しく考えすぎですかねえ。
誰かご意見、いただければ幸いです。