日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

携帯電話の購入

我々は商品を買うときに何に注目し、どのように比較して自分の購入する財・サービスを決めているのであろうか。

離散選択モデルで選択場面を描写するとき、それはまさしく個人が選択している場面をモデル化することになる。

例えば、今取り組んでいるのは携帯電話の分析だ。みなそれぞれ使い方はあるだろうが、これだけ急速に一般化した商品も珍しくかつみんなも興味のあるところではないだろうか。

昨日、家電量販店に行ったので、ついでに携帯電話のコーナーにいって、どのような機能やサービスを強調しているのか調べてみた。

  • 携帯アプリ機能(Java、Brew)
  • 着うた
  • 動画
  • 多言語
  • 液晶の大きさ
  • モリー機能
  • 通話時間(待受け時間)
  • 電話帳機能
  • 割引サービス

大体上記の中のいくつかが価格表の横についていて、比較できるようになっている。

あの時、僕の回りにいたお客さんたちは、しかし、あまりそのような機能には注目しておらず、手に取った感触やデザインを重視しているようだった。

さて、これらの選択行動をいかにモデル化するか。これは大変興味深くかつ面白い試みだと思う。