NPO法人「育て上げ」ネットによれば、ニートとは「Not in Employment, Education or Trainingの略で、『職に就いていず、学校機関に所属もしていず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない』若者を指します。」ということだ。
僕が指摘したいのは、この現象は若者だけではないのではないかということだ。一応就職はしているが、その人の立場に応じた働きをしていない人がそこここにいるのではないか?
一応は就職しているが、仕事を与えればナンノカンノと文句をいい、仕事を拒否する。現在やっている仕事も前向きには対応せず、後ろ向きでとりあえずこなそうという姿勢。打合せをすると最初にエクスキューズが帰ってくる。自分の役割の最低限のところも果たそうとしない。情報が非対称であることをいいことに回りにウソをつく。
ニートとは、性質が違うかもしれないが、回りの重荷(と捉えたら失礼かも知れない)になっているということでは同じだろう。
こういう就労者が増えていなるような気がする。それが若者だけではなく、管理職から経営に携わる人まで幅広く存在しているような気がしてならない。窓際族とは根本的に異なるのは、これらの人たちはまだ会社からそれなりの役割を期待されていることだ。
Neetを再生するのも大変だが、こちらを再生するのも大変だ・・・というか、いい社会人がいい加減にしないさい!というのが本音というところか。
もっと突き放してしまえば、「我が侭なんだよ。お前たちは!」といいたくなる。過保護を許した罰か。