日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

本日は子供フェスティバル

今日は中央区の子供フェスティバルの日だ。

浜町公園がその会場らしく、僕がスポーツセンターに行くときにちょうど開会の挨拶をしていた。スポーツセンターからも外の様子がよく見え、今日は子供たちが一杯参加している様子を見ながらの運動だった。

中央区のイメージというとあまり「住民がいない」と思っている人が多いみたいだが、実は結構住んでいる。ちなみに10月1日現在の世帯数は50,646世帯、人口は92,423人だ。それも増加傾向と来ている。来年当たりは10万人を超えるのではないか。実際、中央通から隅田川や月島方面に行くにつれて民家やマンションが増えるし、このあたりは建築中の建物も多い。それははバブルがはじけてマンションを建て損なったそこここの空き地にマンションがたってきているもので、住民の数はさらに増えること間違い無しだと思う。

子供フェスティバルに来ている子供たちは、中央区にこんなに子供がいるのかって思うくらいうじゃうじゃ来ているのだけれど、日本全体で見たとき、少子化は確実に進んでいて、将来の人口減少ももはや確実みたいだ。

いろいろな有識者がもっと子供を生める環境をとかいって、労働環境や男女の不平等をなくす必要があるなんていってるけど、そんなことして少子化傾向が止まるとは思えない。それらも少子化の要因の一つかもしれないが、他の視点として、現代人の我が侭な考えがあるのではないだろうか。

端的に言ってしまえば、「子供がいると自分たちの自由な時間がなくなるから、子供はいらない。いても一人で十分」というような考えだ。もしこういう考えがその根底の一部にあるとすると社会環境の整備だけで少子化をとめるのはほぼ不可能ではなかろうか。