9月上旬にベルリンに行った。そのとき久々に国際線に乗って、ふと気がついた。
僕は国内線でも東京・大阪を飛行機利用することが多い。機材はジャンボだ。先日のベルリン行きも同じジャンボ。
国内線だと滑走路の半分ぐらいでふわっと離陸する。そう、感覚としては「ふわっ」ていう感じがまさしくぴったり。国際線は違った。「よっこらしょ」って感じでやっと離陸するって感じ。離陸してからも、国内線はどんどん高度を上げるけど、それに比較すると国際線の上昇の仕方はゆっくりだ。
国内線に乗りなれていたせいで、この国際線のゆっくりとした離陸ぶりはちょっと不安にさせられたのだが、水平飛行に移ってからよくよく考えてみると、当然といえば当然かと思い至った。積んでいる燃料の量が全然違うのだろうって。
ヨーロッパ・ベルリンまで約12時間。片や大阪まで50分。燃料の量はけた違いに異なるだろう。さすればあの離陸したときに受ける感覚の違いも当然といえば当然だ。
・・・と、気がついたところで、手の平にかいていた脂汗は引いていったのでした。