日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

趣味の読書

ローレンス・レビー著『PIXAR<ピクサー>:世界一のアニメーション企業の今まで語られていなかったお金の話』:新しいことを成し遂げる過程が経営という面から語られている

ピクサー、不思議な存在だった。ディズニーアニメーションを作っている会社?ってぐらいの認識。トイストーリーとか、モンスターズインクとか、ミスター・インクレディブルとか*1。 // 今回、ジョブズの本を読んでジョブズの仕事をより理解したければこの本…

Apple Special Event. September 10, 2019.

9月10日、アップルの秋の恒例イベントがあった。 以前はあまり注目していなかったけど、最近、ジョブズの本を読んで・・・ mnoguti.hatenablog.com mnoguti.hatenablog.com // いろいろ気づかされ、ジョニーアイブの本を読んで・・・ mnoguti.hatenablog.com…

石山アンジュ著『シェアライフー新しい社会の新しい生き方ー』:シェアリングエコノミーの啓蒙書というよりは現代社会に対する問題提起の書

この本の最大の魅力は、シェアライフを実践している人の手による著書だということだ。自分で経験し、かつ、全国のシェアライフをしている人たちとふれあい、政府の政策に関わる。日々の営みがシェアライフそのものと言ってもいいだろう。 // その著者が書い…

リーアンダー・ケイニー著『ジョナサン・アイブ:偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー』:アップル製品の使い心地の良さの理由が分かる一冊

スティーブ・ジョブズの本を読んでいる最中にこの本の存在を知った。当然、ジョブズの本を読んだ後、次に読む本はこの本と決めていた*1。 // アイブのこの本を読んでいる最中に当の本人がアップルを辞めるというニュースに接した。なぜなのだろう?と思った…

NHKスペシャル取材班著『激走!日本アルプス大縦断ー密着、トランスジャパンアルプスレース 富山〜静岡415kmー』

415キロ・・・浜町から徳島に行く時はちょうど京都あたりまでの距離だ。それを8日間で北、中央、南アルプスを縦走して走りきる。 想像を絶するレース。 // 今、なぜこの本を手に取ったのか、自分ではよく分からない。今年の東京マラソン以降、満足な走りがで…

椎名林檎を聴く:港湾局とか航空局とか東京コレクションとかトリビュートアルバムとか、そして三毒史はどうしようか

約1年前こんな記事を書いている。 mnoguti.hatenablog.com なぜか相変わらず聴いている。 最近は新しいアルバムが出たこともありマスコミを通じた露出が多くなっているが、そういうのにはあまり興味がない。 // 宇多田ヒカル - 二時間だけのバカンス featuri…

ウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブズⅡ』:すべてが一体となって機能する

第Ⅱ巻、ちょうど1ヶ月かかった。その間に日本のパソコン史を読んでいたからだが。 mnoguti.hatenablog.com 第Ⅱ巻は、圧巻だ。そりゃそうだろう。ジョブズが復帰してからの怒涛の進撃が描かれているのだから。Think Differentから始まり、iMac、アップルスト…

点、線、面で考える

点を見つけることが最初 世の中で注目されてることの一歩先を行けるのがいい // 点が見つかったらそれを線にすることを考える 線は複数作るか1つに絞るか・・・1つに絞る ストーリーを考えて進める・・・途中変更はあり、貪欲に周りを吸収する つまり変幻…

関口和一著『パソコン革命の旗手たち』:アップルが米国で急成長しているころ日本のパソコン産業も元気があった!

ジョブズの伝記の第Ⅰ巻を読んだところだった。その内容は面白いのはもちろんだが、パソコン産業という1つの産業が誕生し、成長していく様をジョブズの視点から見られていろいろ考えさせられた。 mnoguti.hatenablog.com すぐに第Ⅱ巻を読み始めるはずだった…

ウォルター・アイザックソン著『スティーブ・ジョブズⅠ』:洗練を突き詰めると簡潔になる

2011年出版だが、ずーっと積読になっていた。なぜ読まないで放って置いたのか自分でもよく分からない。当時は、Apple製品はiPhoneを使うかどうかぐらいだったので、Appleやジョブズにあまり興味がなかったのかもしれない。それなら買うなよって言われそうだ…

新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』②:基礎的読解力を意識する

少し前、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の記事を書いた。その中では、AIの可能性とともに現代は文章を理解できないという危機的な状況にあることを紹介したにとどまった。実際に何をすべきかについては触れなかった(当然、本の中には書いてある)。…

新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』:AIの可能性とこれからの経済社会を考える

国立情報学研究所の新井氏が書いた問題提起の書。 AIとAI技術の違い。現在、AIと言われているのは正確にはAI技術のことであること。 AI(技術)にできることとできないこと。現状の数学では汎用AIを実現するのは不可能であること。AI万能論に対して、現実が…

モンキーパンチ、逝く・・・ルパン三世は永遠

先週木曜日、ルパン三世の原作者、モンキーパンチ氏が亡くなったそうだ。 ご冥福をお祈りいたします。 モンキーパンチ氏のルパン三世、自分にとってはTVシリーズの最初の作品がピカイチ。 mnoguti.hatenablog.com最近、iPadに落としてどこでも見られるように…

鴨川つばめ著『マカロニほうれん荘』:これをリアルタイムで読んでいたとはw

マカロニほうれん荘が連載されていたのは、奥付を見ると中学生から高校生のころ・・・この物語の主人公の一人、沖田そうじ君とほぼ同年齢だったということになる。 なぜ今?・・・マカロニほうれん荘かというと、まったくのたまたまだ。強いていてば、ある人…

坂井豊貴著:決め方の経済学ー「みんなの意見のまとめ方」を科学する:多数決の限界を知る一冊

多数決は民主的な決め方だ・・・と小さい時から教えられてきたような気がする。一方、最近の価値観が多様化している状況だからか、例えば選挙で投票するとき、この政策はあの人だけど、これについては支持できないとか、複雑な思いをする。そして選挙結果を…

奇想の系譜ー江戸絵画ミラクルワールド@東京都美術館

先日は上野の森美術館でのフェルメール展・・・フェルメールの作品を肉眼で見てう〜むと唸って帰ってきた。 mnoguti.hatenablog.com 今回は、東京都美術館で、江戸絵画の奇想と言われる画家たちの作品を見てきた。これは、奇想の系譜の新版がこの2月4日に出…

坂井豊貴著「暗号通貨vs.国家ービットコインは終わらないー」:面白い、読みやすい、そして理解できる

この本はいい。何がいいって、読みやすい、面白い、そして理解できる。三拍子そろっている。だから、あっという間に読み終わってしまった。読了後には、ビットコインやブロックチェーンのことが頭に残っている。 人に読ませるにはこういう風に書けって感じ。…

工藤美知尋著「海軍大将 井上成美」:学生時代、受講した先生の新刊、今の時代だからこそ読むべき本のような気がする

学生の頃、本書の著者、工藤先生の講義を受けていた。拙い記憶を思い出せば、おそらく、我々の講義は、学位を取得したての工藤先生の大学での講義だったのではなかったか。何しろ熱血漢で、講義はエネルギッシュだった。そしてその先生の講義で一番印象に残…

高橋一雄著「語りかける中学数学」:結構、理解してないところがある

iPad Proのアプリ、Goodreaderを再購入した。これで昔、自炊した書籍が読めるようになるということで、まず手につけたのが、「語りかける中学数学」だ。 増補改訂版 語りかける中学数学 作者: 高橋一雄 出版社/メーカー: ベレ出版 発売日: 2012/11/21 メディ…

【上野の森美術館】フェルメール展:35分の8作品・・・思わず見入ってしまいました

フェルメール、いつ知ったのだろう。多分、N本さんに教えられたのが、フェルメールを最初に意識するきっかけだったと思う。あれは多分2000年の頃、仕事で九州出張した時のことだった(詳しくは省略w)。 その頃は、テレビ東京の美の巨人を欠かさず見ていたこ…

塩沼亮潤著「人生生涯小僧のこころ」:凄すぎる修行の果てにたどり着いた境地に絶句

プロトレイルランナーの鏑木さんのFBだったかに紹介されていた本書・・・なぜか買ってみた・・・何かにすがりたかったのかもしれない。読んで良かったと思う本。 最初に驚いたのは、著者の写真。行を行なっているところや終わったところの写真ではなく、最後…

今更ながらスマホへの依存ぶりを認識する・・・そしてiPadPro、いいね!

忙しくて慌てていても忘れちゃいけない!今日、外出時にスマートフォンを忘れた。 改めてないとやはり非常に不便。 スマホを忘れたある日の午後 タブレットも同じようなツールになるか? 技術は使い倒そう スマホを忘れたある日の午後 まずは外出する時はた…

結城浩著「数学文章作法 基礎編」:自分の考えを伝えるには読者を考えながら書くことが大切

分かりやすい文章を書くというのは意外と難しいものだ。自分も職業柄文章を書く機会は多い方だと思うが、満足のいく文章を書けたときはその達成感はかなりのものだが、それで相手に自分の意が通じているかといえば、それはまた別の話ということになる。自分…

宮川努著「生産性とは何かー日本経済の活力を問いなおすー」:働き方改革は必須です

バブル崩壊以降、20年以上に渡り低成長にあえぐ日本経済(最近はバブルっぽいけど)・・・その日本経済に再成長とそのための活力と取り戻すための一つの見方を提示したのが本書だ。そのキーワードが、「生産性」ということで、生産性を中心に日本経済を多面…

2018年の振り返り:何冊の本を読んだのか?(後半)

さて、後半です。 後半最初はこれでした。 mnoguti.hatenablog.com ここで取り上げた本は次の2冊。 the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 アメリカ経済 成長の終焉 上 アメリカ経済 成長の終焉 下 世界の覇権と情報経済に思いを馳せていたようでした。 そし…

2018年の振り返り:何冊の本を読んだのか?(前半)

2018年にこのブログで取り上げた本、その中で読み終えた本があったかを振り返ってみよう。予想としては、読了した本は少ないのではないかと思う。 まず最初に取り上げたのはこの本でした。 mnoguti.hatenablog.com Rのマスターとベイズ統計の理解を同時にや…

呉座勇一著「陰謀の日本中世史」(角川新書、2018年3月):日本中世史が俄然面白くなります

著者の作品で多分多くの人が最近見聞きしているのは以下の応仁の乱を扱った本ではなかろうか。 日本の中世史は妙に複雑で、理解しづらいという印象が強い。なぜそうなのかと考えてみると、例えば中世の終わりの時期の信長や秀吉、信玄などのある意味派手な人…

若林恵「さよなら未来 エディターズ・クロニクル2010-1017」:大部で内容のある一冊

最初、本書を手に取って読み始めたとき、自分は著者が女性だと勘違いして読み進めていた。それは、最初のまえがきというか謝辞が「S君のこと」という一つの振り返りから入っているその入り方や著者の名前(失礼^^;)から勝手にそう思い込んでいただけなのだ…

今更ながらiPhoneに音楽を一杯取り込んで見たり

今年の10月で購入満2年となるiPhone7sですが、今まで音楽をこれで聞くことはありませんでしたが、先日、何故かふと思い立ち、いろいろな楽曲を入れてみることにしました。 入れたアーティストを順不同でなれべてみると・・・湘南乃風、泉谷しげる、ビリージ…

【新宿】但馬屋珈琲店 小田急百貨店:贅沢な時間と空間と本と

先日、人間ドックで新宿まで行った。昼過ぎに検査は終わったので、その帰りに久しぶりに新宿の街中をぶらぶら。この日も酷暑と言われる日だったこともあり、外を歩いているのはかなりの苦痛・・・ということで、小田急百貨店新宿本店にある但馬屋珈琲店でし…