実証研究入門(統計学、R、Rstudio、Python、STATA)
自分の姿を映し出す鏡・・・統計データがデジタル化の影響で色々な課題を抱えている。 その課題を検討しているいくつかの論文のリンクを紹介。 これからこれを元に、自分も理解を深めるつもり。
今回、機械学習については、いろいろ勉強したけど、こういう本があるのは知らなかった。文献調査ができていなかった・・・ということになろうか。世の中、想像より機械学習はいろいろと応用が進んでいるみたいだ。 統計的学習の基礎・・・必要なところを必要…
ある時系列データを使って予測している。それで機械学習を使うのだが・・・実証分析の経験があるものにとって、まず最初に疑問に思うのが、機械学習での予測というのは、計量経済学でのそれと何がどう違うのかという点だ。 mnoguti.hatenablog.com これまで…
端緒 第1章、第2章 第3章、第4章 第5章、第6章、第7章 おわりに 端緒 機械学習とはどういうものかを端的に理解する必要があり、手に取った1冊。確かに書名の通り、「しくみと技術がこれ1冊でわかる」ある程度分かる内容だと思う。「しっかり」という点につい…
AIを使うばかりでなく、自分で作って利用する時代になった。10年前にここまでになるなんてこと、考えてもいなかった。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)といって業務の自動化も可能になった。そうなってくると自分でも何かしたくなろうという…
元旦の記事だから、2022年の抱負でも書くのが世の中的に期待されるところかもしれないが、自分は、昨年の振り返りから・・・これがそのまま2022年寅年5回目の抱負につながると思う。 ラン:走れるようになってきた Python:研究の延長としてより純粋にプログ…
調査、研究、コンサルなどの商売は、クライアントの問題意識を理解するために同じ目線で対象を見て、考えることが必要だが、それだけではクライアントと同レベルの思考しかできない。それでは商売にならないので、プラスαを付け加える必要がある。そのために…
ちょっとちょっとということで、これからを考えるのに、もうモノづくりの時代、社会ではないということで、じゃあ、どういう社会を志向するのかなんてことを考えている。 // そこで先日とあるところでそのキーワードを聞いた。それはゲーム。そう、パックマ…
COVID-19の影響で、学者の研究発表の場である年次大会がオンラインで開催される状況になっている。 オンラインで大会を開催することのメリットデメリットを自分なりにまとめてみた。 COVID-19後も、通常の対面での大会において、オンラインでの参加の道も残…
古くは情報化社会とか情報社会とか情報経済とか、最近は経済成長の切り札として、データ駆動社会とか、AI・ビッグデータ・IoT、データ経済とか、AI経済とか言われている。 // その情報やデータ、AI、ビッグデータやIoTがどのように経済成長に寄与するのかを…
本日は、これから大阪出張・・・大阪城の近くに行きます。暑いということなので熱中症に要注意(わがふるさとの大磯の近く、湘南平が見える・・・日差しが出ている。寒いのは東京以北なのだろうか。)。 // 今、新幹線の中でこのブログ書いてますが、便利な…
バブル崩壊以降、20年以上に渡り低成長にあえぐ日本経済(最近はバブルっぽいけど)・・・その日本経済に再成長とそのための活力と取り戻すための一つの見方を提示したのが本書だ。そのキーワードが、「生産性」ということで、生産性を中心に日本経済を多面…
2018年にこのブログで取り上げた本、その中で読み終えた本があったかを振り返ってみよう。予想としては、読了した本は少ないのではないかと思う。 まず最初に取り上げたのはこの本でした。 mnoguti.hatenablog.com Rのマスターとベイズ統計の理解を同時にや…
エクセルでデータを加工するときいろいろな関数をしていると便利だ。作業効率が大きく向上する。でもそれはある程度大きなデータを加工するときで、自分らが計量分析する際のデータは高々数十から多くて数百のレベルなので、多くは力技でこなしていた。 若い…
株価の乱高下が激しい。米国の金利政策の影響が為替レートに影響し、それが・・・というところが主なものなようだが、こうなってくると実体経済として、景気はいいのか悪いのか、なかなか分かりづらいというのが市井の人々の感覚ではないだろうか。少しバブ…
Googleの検索とかビッグデータとか数年前に注目されて、その肝はベイズだよとかMCMCというキーワードが出てきたりとかで、シグナル&ノイズ*1でビッグデータのすごさを知ったり、それがトランプさんの当選であれ?ってなったりとか、それでもビッグデータの…
大学時代、学部生、院生の9年間、何本のレポートや論文を出しただろうか。それは就職してからも続くのだが、いつも書くことについて自己嫌悪に陥る。このブログでもそうだが、自分の文章は冗長で読みづらいのだ(と自分では思っている)。 学生時代の悪癖 な…
統計学のための数学教室 作者: 永野裕之,岡田謙介,きたみりゅうじ 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2015/09/11 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る どこで気づいたか、知ったか忘れたが、自宅の居間に結構積ん読になって…
さて、回帰分析(lm)を実行して、ダービンワトソン検定を行ったら見事に系列相関ありという結果となったところまでが前回まで。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); まず系列相関があると何がまずいのかだが・・・一致性は担保されるが、有…
さて、前回まででデータの準備は終わったので、今回は回帰分析を実行してみる。 今回の推定式は、以下の通りに定式化。変数名は以下の通り。 lnet.expenditure:インターネットを利用した支出 lnincome:所得 trend:トレンド項 mxx:月次ダミー d1403:消費…
データの読込と保存 さてR言語を使って計量分析を始めるにあたって、R言語のアイコンをクリックして立ち上げたら、まずは分析用ファイルを読み込むところからだ。 教科書では、P16にある「2.4 データ分析の準備」の部分。 ここでは作業ディレクトリにデータ…
さて、MacBookProを購入したことに伴い、STaTaが我が家で使えなくなったため、オープンソースベースのR言語を使うことにした。 Rは昔、恐らく10年以上前、一度手を出したことがあったが、その時はインターフェースがどうも気に入らなくていつの間にか遠ざか…
30代の頃、一度、手を染めたことがある・・・C言語。 今回、20年ぶりにパソコンにインストールしてみた。 仕事で使うなどというたいそれたことを考えるとすぐに挫折するので、ボケ防止のつもりでゆるゆると進めてみたい。 そこで教科書どうするかということ…
データを持って何かを語ることを仕事にしている研究者には、データが大切であることは言うまでもない。そうであることは誰でも分かっているのだろうが、最近、気になることがある。最近というより、官庁統計や業界統計を中心にネット上に電子ファイルが整備…
昔、第二次大戦後1950年代にかけて行動科学革命というものがあった。現在、行動科学というと心理学や社会心理学の一分野と位置付けられることが多いが、当時の革命は社会科学全体に影響をもたらすものであった。その中でも社会心理学等のコミュニケーション…
統計ソフトの中でもstataはどちらかと言えば、MicroEconometrics用の統計ソフトという認識があった。アンケート調査で個票データを集めたら、それを用いて消費者行動の分析をしたり、企業行動の研究をしたりする。そのstataにも昔から時系列分析用のコマンド…
エクセルでモンテカルロシミュレーションを使いながら計量経済学の初歩を学べるようなので、突然だけど、ちょっと読んでみようと思う。例によってどれだけ実行されるかは不明。Introductory Econometrics: Using Monte Carlo Simulation with Microsoft Exce…
実証研究・・・計量分析は最近はパソコンの普及と計量ソフト(Stataなど)の発達、そして官庁の統計データがネットから簡単に入手できるようになったことにより、誰にでも比較的簡単にできるようになってきている。しかし、実際やってみると、「計量分析は職…
ついに出ましたSTATAのコードが付いている日本語で書かれたマイクロ計量経済学の入門書。「Stataで計量経済学入門」を傍らに置きながら、この本で微視的計量経済学を本格的に学べることになった。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 目次…
最近はパソコンで使える統計ソフトも豊富になり、またWebでのアンケート調査で10年前よりかなり安い費用でアンケート調査の実施が可能になったこともあって、最近は個票レベルのデータを使った計量分析がかなり活発に行われるようになってきた。本書はその…