日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

台風10号で気になるも・・・そのお陰でぼーっとしているお盆休み

四国でお盆を過ごすようになって何年経つだろうか・・・毎年、炎天下を走り、ゴルフの練習に行き(昔はプレーをした)、阿波踊りを見て、食事に出かけ、結構忙しいこの時期の休みなのだが、今年は今日はもちろん明日も日がな一日ぼーっとしていることになりそうだ。

 

今日も最初の予定では高松まで行って来る予定だったが、当然、夜の嵐が想定されるということで中止。ゴルフの練習も行く気にならず、お昼に晩御飯や明日の嵐に備えての買い出しに出かけてあとは家の中で読書三昧*1

f:id:mnoguti:20190814154355j:plain

 

午前中は、晴れ間が出ていて「台風は本当に来るんかいな?」と話していたほど、お昼頃に雨がサーっと降り、風も出てきて「台風らしい天気になってきた」などと呑気に言っていたのだが、その後、風も徐々に強くなり、雨もかなり強い雨が降ってきている。

f:id:mnoguti:20190814154620j:plain

気になって気象庁のHPを見ると、現在、こんな感じらしい。

f:id:mnoguti:20190814160139p:plain

 

今回は雨台風。方向が北向きに変わり、時速は相変わらず遅い15キロ。これから明日1日かけて日本海に抜けていく感じになろうか。少しは速度あげてほしいけどどうなんだろう。

今日明日の阿波踊りも中止になり、公共交通機関もこのあと順番に運行中止になることが発表されている。

ジタバタしてもしょうがないので、じっくり思索に耽ることにしよう。

みなさま、台風災害にはご注意を!!

 

*1:今読んでいるのはこの本。

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

 

読み終わったら記事にします。非常に面白い本。

大阪で手に入れた日本酒とワイン:エスポアわだ

大阪の我が家の近くにある酒屋さん・・・エスポアわださん。

先日、初めて拙宅についた夜に早速お邪魔しました。こじんまりした家族経営の酒屋さんで、レストランや居酒屋などビジネス系の商売はしておらず、もっぱら個人相手でワインと日本酒、焼酎を中心に商売しています。

 

f:id:mnoguti:20190814101915j:plain

嬉しいのは、お店で飲めるようになっている(居酒ですね)こと。売っているお酒もプラス1000円で店内での飲酒OKとのこと。初めて寄らせてもらったこの日、早速、日本酒をいただきました。

f:id:mnoguti:20190812145609j:plain

 

お店でいただいたのは、純米吟醸「南方」熟成辛口 磨き50という日本酒。和歌山の日本酒はあまり飲む機会がありませんでした*1が、今回、多分ほぼ初めていただきました。辛口ということでさらっと系です。純米吟醸で熟成されていますからその分味わいも深いです。

f:id:mnoguti:20190812145618j:plain

その他、目に止まったのは、久しぶりに百楽門さんのお酒。昔はよく飲んだものですが、最近はとんとご無沙汰していました。エスポワわださんは、百楽門さんのお酒、色々置いてあります。この純米大吟醸の生酒も普通は入手できないとのこと。

f:id:mnoguti:20190814095729j:plain

 

早速、一本購入して帰りました。そしてその翌日、徳島での夕食のとき、しっかり味合わせていただきました。めっちゃ美味しかったです。百楽門さんのお酒はこの他にさらに入手困難なお酒が置いてあり、今後も色々楽しめそうです。

f:id:mnoguti:20190814095653j:plain

そしてワイン。エスポワわださんは種類はたくさんというわけではありませんが、やはり選び抜かれたワインが各種あります。1000円台の手頃なワインから◯万円という高級ワインまで多彩な種類のワインが店内に陳列されていて、色々試してみたくなります。

f:id:mnoguti:20190814095704j:plain

 

今回は、このワインを購入。ピノ・ノワールですが、フランスの作り手が海外のピノ・ノワールを使って醸造したという一品。その作り手の試みを確認したく、今回はこれを購入した次第。

f:id:mnoguti:20190814095717j:plain

やはり徳島の夕食の時、開けましたが、軽くすっきりとした味わいで、スイスイ入るワインでした。あっという間に瓶は空に・・・もう一本買ってくればよかったと思ったのは私だけではないはずw

ごちそうさまでした。

これからお世話になると思いますが、よろしくお願いします。

 

*1:もしかしたら黒牛は飲んだことがあるかも。

kuroushi.co.jp

吉野川堤防10キロ:暑い、暑いが少しだけ(8月2回目)

台風の接近を感じさせる雲の下、日差しが遮られ酷暑までは暑くならないということで、吉野川の堤防をGW以来になる、走ってきた。お昼前だったが、当然、30度は超えていたと思う。それでも雲に日差しが遮られているため、直射日光を受けないだけましだ。

そんな中、本日は、吉野川の右岸を下流方面(東向き)に5キロほど中央大橋まで往復した。

 

f:id:mnoguti:20190813133544j:plain

 

8月はまだ2度目のラン。ほぼ10日ぶりになる。内容としては前回と同じような感じ。最初の3キロはそれなりに走れたが、それ以降は歩きが入り、歩く比率が高くなり、最後はヘロヘロになりながらがの10キロとなった。

f:id:mnoguti:20190813133557j:plain

 

5キロラップとペースは以下の通り。

  • 05キロ:35分30秒(07分06秒)
  • 10キロ:52分47秒(10分33秒)
  • 残 り:00分47秒(15分51秒)

後半の5キロはもう少し走れていたかと思ったが、ほとんど歩いたというのが実際のところみたいだ。

 

自分の他にも行きに女性一人、帰りに男性一人と計2名のランナーと行きあった。二人ともそれなりのペースで走っていた。タフだね。自分はやはりいつもの感じだったのだが、今日は少しましかと思ったが、結果はいつもと同じだった。今やっていることをもう少し続けてみようと思う。

f:id:mnoguti:20190813133528j:plain

本日のランシューは、adizero Japan。最近はこれを履くことが多い。理由はアウトソールがCONTINENTAL社(タイヤメーカー)製が開発したグリップ性の高いコンパウンドが採用されているから。実際、はき心地がよく、秋のレースに履こうかと考えている。

台風接近中だが、明日もなるべく走りたいと思う。お疲れ様でした。

 

今年の酢橘(すだち)は期待できそう!!

去年の酢橘は不作だった。20個ぐらいしか取れなかったのではなかったかとのこと。

 

去年の5月の記事がこれ。花が咲いてなく、実りの秋を迎えられるのか心配げに書いていたが、実際に不作だった。それでか収穫の記事が見当たらない。

mnoguti.hatenablog.com

今年はというとGWに書いた記事がこちら。それなりに花がついていて、お盆の時に実の付き具合が分かるだろうと書いてある。

mnoguti.hatenablog.com

それで今回、速攻で確認してみた。 

f:id:mnoguti:20190812165227j:plain

 

今の所順調みたいだ。

f:id:mnoguti:20190812165200j:plain

今年は期待できそう。

f:id:mnoguti:20190812165213j:plain

ちょっとホッとする・・・。

 

東京徳島、恒例の激走は今回は二日間で680キロ!正味13時間のロングドライブ!!

2019年のお盆の徳島行きは、下りのピークの日のうちの中日と言われた11日の午前5時50分にスタート。天気は良好、この時間なら出発前に確認した時は首都高と東名はまだ渋滞発生していない・・・、これは今年はスムーズに大阪まで行けるかと楽観的にスタート。

 

首都高は皇居北回りで3号渋谷線に入り、首都高はスムーズに走る。三軒茶屋や池尻を先頭に、大橋JCTや渋谷あたりの渋滞も全くなし。これはいいぞ!とハンドルを握る。そして東名・・・やはりというか案の定というか、出発前はなかった渋滞、しかも事故渋滞が発生しているではないか!横浜、大和トンネルの手前だ!もう事故渋滞というのがなんとも残念でならない。さらにその渋滞の中で次の渋滞を知る。次は秦野中井を先頭に厚木まで自然渋滞!東名高速、魔の神奈川県内!!

結局、その渋滞を脱出するのにえらい時間を要し、足利SAの到着は出発から3時間後の9時前。写真は乙女峠方面。ロングドライブはまだ始まったばかり、救いはこの日は大阪で1泊する予定だったこと。

f:id:mnoguti:20190812144912j:plain

 

一服して、ハンドルを握る。次は東名か新東名か・・・東京出発時はナビは東名を指していたと思ったのだが、結局は新東名になっていた。東名はやはり事故で渋滞。みんな、事故だけは気をつけよう。十分な車間距離とよそ見さへしなければ事故は防げる。

新東名は快調・・・最高速度120キロ区間も快調だったが、普段走り慣れていない速度で走るのは結構大変。そして燃費を考えると120キロまで上げると燃費はよくない。アクセルをなるべく踏まずに120キロを維持するのはなかなか難しい。

f:id:mnoguti:20190812144947j:plain

 

そして次の試練・・・いつも快調に走る伊勢湾岸道が今年は30キロの渋滞と出ている。まじか!というのが偽らざる心境。以前は東名阪国道鈴鹿峠の渋滞前に、伊勢湾を見ながら快調に走れる気持ちのいい区間・・・そこが渋滞とは!しかも先頭が湾岸長島とは・・・誰かが呼んでいるのではないか・・・なんとなく感じるw

f:id:mnoguti:20190812144929j:plain

 

そこで新東名の岡崎PAでお昼。大正庵釜春さんという岡崎のうどんの老舗でぶたざるそばを頂く。そしてその後、渋滞の伊勢湾岸道に突入。ナビは別ルートを示したが、今回はそれは無視してそのまま湾岸道を行く。のろのろ運転が続き、湾岸桑名をすぎたあたりで渋滞解消・・・そして新四日市から亀山西までは新しい区間・・・2度目・・・ここは快調だった。

亀山西から草津JCTで少し名神を走り、今回は京滋バイパスへ。この間も渋滞というかノロノロ運転が続き、阪神高速に入る。門真あたりを通り、最後は南森町阪神高速を降りる。梅田のすぐ横を通った。大阪の市内、ここまで自分で運転してくるとは!そこから淀川を渡って、淀川区西宮原の第4の我が家に到着。これで1日目が終了。

1日目のサマリーは以下の通り。

  • 開始時間:5時50分ぐらい
  • 走行時間:10時間27分ぐらい
  • 走行距離:519キロぐらい
  • 燃 費 :19.3km/lぐらい
  • 平均速度:52.2km/hぐらい

第一日目は、走行時間の長さと平均速度の遅さが全てを物語る。お疲れ様でした。

f:id:mnoguti:20190812145014j:plain

 

これが大阪の我が家。ここで一泊。夜は近くの居酒屋さんと酒屋さんで軽く飲んで食事。これは別途。

f:id:mnoguti:20190812145028j:plain

さて、二日目。6時前出発と思っていたが、そこはしっかり寝坊をして6時30分スタート。大阪市内は流石にスイスイだったが、阪神高速、3号線が渋滞。やはりここか!って感じ。それでも時速40キロぐらいは出ていたのでそれほど苦にはならず、明石海峡大橋を渡る。この橋はいつ見ても、何度見てもでかい。

今回の最後のびっくり@@!は、実は神戸淡路鳴門自動車道に入る時、渋滞していたこと。これは多分初めて。まさかと思ったが、徳島の阿波踊り、高知のよさこいがあることを考えれば、このくらい混んでもおかしくないと。

f:id:mnoguti:20190812145042j:plain

 

淡路SAで二日目の朝食をいただき、あとはのんびり燃費第一で徳島の実家まで。途中、スーパーマルナカで買い物して到着。

二日目のサマリーは以下の通り。

  • 開始時間:6時31分
  • 走行時間:3時間24分
  • 走行距離:165キロ
  • 燃 費 :21.4km/l
  • 平均速度:50.7km/h

二日目は燃費がまあまあ、やはりノロノロのところが結構あったので3時間以上かかり、平均速度も50キロとまあ遅い遅い。

f:id:mnoguti:20190812145053j:plain

GW以来の徳島、暑い!の一言に尽きる。

しばらくこちらでゆっくりします・・・台風きてるけどw

 

大阪の別宅に初めて訪れる!飛行機の着陸がよく見えます!!

エミさんが7月から11年ぶりの単身赴任となり、大阪に我が家がもう一軒増えました*1

そこは新大阪駅から歩ける距離、東三国の近くです。

先ほど、初めて来ましたが、都会ですw

 

窓からの景色はご覧の通り、ビルビルビル・・・左下には、少し写っていますが、空き地があり、その横にはコインパーキングがあります。車で来ても停めるところに困らない^^

f:id:mnoguti:20190811173319j:plain

 

そしてこの第4の我が家の最大の魅力というか、困りものというか、楽しみというか・・・特徴はこれでしょう。大阪の人は東三国というと大概思い当たると思いますが、そう、伊丹空港への着陸コースの真下なのです。早速、着陸風景をYoutubeに納めたので、ご開陳。


大阪の別宅より伊丹へのランディングがすぐそこ😅

 

なかなかの姿です。楽しめます。これから色々な航空会社の色々な機種を撮影しようと思います。この日の機材は、多分、ANAの787ではではないかと。・・・と書きましたが、「ランディングギア片側6本ずつ」ということで777とのことでした(ご指摘感謝m(_ _)m)。なかなかの迫力でした。着陸の際の音はお聞きの通りですが、新しいマンションで防音がしっかりしているので、窓を閉めていれば音はそれほど気にならないです。

周辺の探索はこれからですが、まあまあ住みやすいところではないかと安心しました。

このマンション、外見は結構ゴージャス?に作ってあって、これが入り口、エントランスを外側・・・どうです、結構いいところのマンションぽいでしょ。

f:id:mnoguti:20190812145149j:plain

そしてここがエントランスを入ったところ、中です。このソファーと机のセット、誰が何のために使うことを想定してのものでしょうか・・・謎です。

f:id:mnoguti:20190812215220j:plain

結構大きな建物で、全体映りませんが、外見はこんな感じ。マンションの1階がコインパーキングになっているので、自分が来ても駐車場に困ることはありません。ちなみにこの日、夕方入って翌日の6時30分に出庫したのですが、料金900円でした。これなら使えるでしょう。

f:id:mnoguti:20190812145230j:plain

別記事で詳しく書きますが、本日の東京・大阪の長距離ドライブは朝5時50分ごろ出発し到着は16時30分到着と、いつもなら徳島まで行けそうな時間がかかりました。

疲れた^^;

 

*1:ということで、このブログのカテゴリーに「大阪の日々」というカテゴリーを加えた。

【圏央道菖蒲PA】旅のイロドリカフェ:ここの牛乳ソフトクリームはさっぱり系で美味しい

北軽井沢から都内へ戻る途中・・・今回は渋滞の影響で東松山ICで関越を降り、途中から圏央道に乗って、最終的には東北道から都内に入るコース。途中、休憩は、圏央道の菖蒲PA。当然、いただくのはソフトクリーム。

 

f:id:mnoguti:20190810093445j:plain

旅のイロドリカフェという小洒落た名前のお店があり、ソフトクリームがいろいろ揃っている。先日、藤岡PAで食べてちょっとお高いソフトクリームもあった*1。今回、我々が買い求めたのは、オーソドックスな牛乳ソフトクリーム。

f:id:mnoguti:20190810093516j:plain

 

パッと見た感じ(写真からはわからないかもしれないが)、ふわっとした、軽そうなソフトクリーム。猛暑の中だったので早く食べないと早々に溶けてしまいそう。

f:id:mnoguti:20190810093529j:plain

食べたのはこの真ん中の牛乳ソフトクリーム。左側のソフトクリームは、プレミアム生クリームソフトCREMIAではないかな?これが美味しいのはすでに経験済みなので今回は牛乳ソフトクリーム。肉まんはパスw

f:id:mnoguti:20190810093500j:plain

 

暑い中、一口頬張る・・・軽い!程よい甘さ!さっと口の中で溶ける・・・暑い中食べるのにちょうどいい。美味しいクリーム、そしてまたコーンのカリカリ感がその後で味わえる。軽くて程よい甘さのクリームにカリカリコーンの食感がたまらない。

f:id:mnoguti:20190810093554j:plain

ソフトクリームのディスプレイも男の子と女の子、二人が美味しそうに頬張るところだ。でもよく見ると、この人形、両方同じ顔をしていないか?髪型が逆なのと、リボンがあるかないかだけが違うようだw・・・まあ、男女の違いなんて表面上はその程度かもしれない。

f:id:mnoguti:20190810093549j:plain

美味しいソフトクリーム、今回もいただきました。長距離ドライブでの気分転換に美味しいソフトクリームはいかがでしょうか。

上信越道、関越、圏央道とソフトクリームの旅は続く。次回をお楽しみに。

ごちそうさまでした。

 

関連ランキング:パン | 内宿駅羽貫駅

食べログ グルメブログランキング

*1:それはこちら。

mnoguti.hatenablog.com

情報通信白書の読書会に参加してきた@国際大学GLOCOM研

はじめに

今年も7月初旬に情報通信白書が一般に公開された。書籍として購入することもできるが、電子書籍kindle)だと無料で入手できる。

令和元年版情報通信白書

令和元年版情報通信白書

 

 

例年の恒例行事だそうだが、自分は初めての参加であった。仕事として白書の一部をお手伝いさせてもらったこともあり、どのような議論が出てくるのか一度聞いてみたいと思い参加した。

場所は、六本木にある国際大学GLOCOM研で実施されたが、参会者は100名ぐらいいたのではないだろうか。自分はキャンセル待ちで入場できた次第で関心の高さが感じられた。

f:id:mnoguti:20181113122535j:plain

 

今年の白書の特徴は?

武蔵大学の庄司先生の司会(兼コメンテーター)で始まった読書会。今回、白書の内容を説明してくれたのは、作成の責任者であった、前情報通信経済室長の富岡さんだ。建前ではなく、本音の話が随所に聞かれたので非常に有益だった。

令和元年版情報通信白書

令和元年版情報通信白書

 

この日の説明内容、コメント、質問等を自分のメモの限りで書き出してみよう。当然、自分の聞き間違いや理解が追いつかず解釈を間違えているかもしれないが、そこはそういう前提で読んでほしい。

読書会は、総務省のHPにも公開されている資料に基づき行われた(若干、読書会用に準備された資料もあった)。

今回の白書は、「体系的に整理されている」「全体を理解するのに役立つ」という意見が多かったようだ。自分も白書をざざっと読み通してそう思った。現状、デジタルトランスフォーメーションとかSociety5.0とか第4次産業革命とか色々言われているが、その混沌とした経済社会を情報通信の側面から体系的に整理した点は非常に評価されるのではないか。

 

皆の関心は?

そしてその後の質疑に移り、大きなそしてなかなか答えの見つからない質問が数多く寄せられた。その中で自分が興味を惹かれたのはこの2つ。

① デジタル経済とは何か?

これは今回の読書会での内容や某経済検討会での議論の内容を思い返しながら、ふと頭に閃いた・・・ズバリ、デジタル情報が成長のエンジンになる経済ということ*1

その市場構造が、プラットフォームを中心としたビジネスに見られるのではないか。ネットワーク効果がもたらす雪だるま式の拡大効果がデジタル経済の成長のエンジンということだ。だとすれば、従来の生産関数が資本設備が成長のエンジンであったのに対し、デジタル経済ではそれをどのように取り入れるべきなのだろうか。

  • 農業経済:GDPは、労働、土地から生み出される
  • 工業経済:GDPは、労働、機械資本(土地を含む)から生み出される
  • 情報経済:GDPは、労働、情報資本(機械資本、土地を含む)から生み出される
  • デジタル経済:GDPは、労働、AI・プラットフォーム資本(情報資本、機械資本、土地を含む)から生み出される

こんな感じでこれまでの経済と比較すると考えられるのではないかという仮説だ。農業時代の土地は、工業の時代にも存在したが、付加価値を生み出す上では機械資本がより重要になる。

そしてその機械資本も時代とともに、機械化、電子化、ソフト化と徐々にその性質を変化させていく。その性質は規模の経済とかネットワーク効果とかで分類され、その効果を捉えるために、資本を一般資本と情報資本に分けて分析したりした。情報資本が考えられるが、ここではあくまでも機械資本の延長上で考えられている。

それがデジタル経済では、機械資本の代わりに情報資本が成長のエンジンとしてモデルの中で重要になる。ここでいう情報資本は、現状、機械資本の一部を情報資本としているものとは違う。情報そのものを資本として計測しようというわけだ。

GDP=f(労働、情報資本)

このように考えられるのではないか・・・というのがこの時の議論等を聞きながら頭の中を駆け巡った。

② 所有から共有へというトレンドが行きつく先、資本主義はどうなるのか?

次は、シェアリングエコノミーが今、広がりつつあるが、シェア(共有)することから自然と導きさ出される誰でも想像すること・・・共有する経済になるとその行き着く先は、資本主義に対する共産主義になるのではないかという懸念だ。

でもそれは外れていて、おそらくデジタル経済の時代は今の分類では分類できない経済システムになるのではないかと想像できる(本当か?)。だからシェアが広がったら、共産主義に近づいていくということを心配するのはちょっと違うと思った。

デジタル経済を離陸させるためには何が必要か。

さてこれからデジタル経済が主役になり、国?地域?人?の経済成長が実現されるとすると、デジタル経済を離陸させるためには何が必要だろうか。

情報が市場で取引されるようにならないといけないので、現在でも議論されているGDPR、DFFT、さらに情報銀行、情報の取引市場が必要になるのか。もしかしたらベイシックインカムの必要性が今よりも自然な形で導き出されるかもしれない。

色々議論することはたくさんある。これからの経済がデジタル経済になっていくのであれば、それを見越した議論をすることがこれから大切になる。

(以下、加筆)上記の他にもメモから拾ってみると・・・質問だったか、説明の中で言われたことかは不明だ・・・箇条書きで以下記載しておく。

  • ICTはGDPの成長をもたらさないのではないか

これは、シェアエコでの取引を念頭に置いたものだったと思う。今のGDP統計は新製品として市場に出た時だけカウントされ、それがメルカリ等で交換されてて収入を得ても生産面で統計に反映されることはない。ただし、消費面からは捉えることができる。

  • ICTが格差をもたらしている

エレファントカーブで観察される先進国中間層の落ち込み等を観察して。ICTと非正規雇用の関係・・・ルーチン業務の代替状況等。

  • 汎用技術(GPT)の経済への貢献は長い目で見る必要がある

補完的イノベーションの必要性

  • 何が必要か?

ICTの専門家、通常の業務部門のICTの理解と利用(必ずしもICT人材を抱え込む必要はなく、非ICT部門のリテラシー、意識を高めることの方が大切では?)

オープンイノベーションの必要性(自前主義からの脱出、GAFAが生まれなかった背景の一つ)

  • GAFA、BAT規制をどう考えればいいのか?

何のために規制を課すのか?(プラットフォーム上のビジネスの活性化?何のためにやるのか?)

デジタル経済の成長のエンジンをもっとも活かすための制度・規制のあり方とは?制度の議論するとともに、その経済分析も必要ではないかと思う今日この頃でした。

 

*1:ということでこのブログのカテゴリーも「ICT社会の経済分析」から「デジタル社会の経済分析」に変更した。

人形町のせともの市:久しぶりに購入したのは波佐見焼のぐい呑みと平皿でした

この5日、6日、7日は日本橋人形町でせともの市が開かれた。毎年の恒例だ。最近は嵐に見舞われることもあり、ほんと近いんだけど、足が遠のいていた。今回は何故か3日とも覗いたよ。今年はちょっとお店の数が少なかったような気がしたのだが・・・どうなのだろう。

 

f:id:mnoguti:20190807231626j:plain

初日からお昼休みにぶらっと水天宮前の交差点から人形町交差点まで一周するのだが、なかなか惹かれるものがない。パッとみたときにハッとするものがあるとそれを買ったりするのだが、初日、二日目はそれがなかった。

ただ、波佐見焼のお店が出ているのは頭に残っていて、最終日も波佐見焼を目指してぶらりとお昼に行ってみた。こちらのお店も波佐見焼のお店。白地に色々模様が書き込まれている。こういうの楽しい・・・けど、自分はシンプルなデザインがいい。

f:id:mnoguti:20190807231634j:plain

 

あるんだな、そういうお店。写真の通り、いろいろな食器が並んでいた。この写真の手前、左側の大きな丸い皿は最初に目に止まった。そしてその上の湯のみ・・・湯のみだけど、ぐい呑で使ってもいいなと思いながら、他の食器をみる。平皿は薄くて繊細でいい感じだ。

f:id:mnoguti:20190807231653j:plain

 

今回のせともの市、実は徳利のシンプルなやつがあったら買っちゃうかと思っていた・・・けど、そういうのってないんだな。それで目についたのが、波佐見焼のぐい呑・・・写真のやつ。それから晩酌の時につまみを載せる皿が欲しいと思い、それで平皿も購入。

f:id:mnoguti:20190807231333j:plain

前に買っていた徳利と今回買ったぐい呑。どうですか!いい感じでしょう。

f:id:mnoguti:20190807231222j:plain

このぐい呑、一つ一つ全部手作り(だと思う)で、同じデザインなのだが微妙に違う。そして手に持った感じがすごくいい。これはお酒が進むよ。

f:id:mnoguti:20190807231156j:plain

 

そして平皿。この写真には表面の模様が写っていないが、円形の模様がある。広がるって感じをイメージさせてくれたのでこれを購入。お店の人によると、薄いので電子レンジでは使わないでとのことだった。

f:id:mnoguti:20190807231318j:plain

そしてお楽しみの晩酌の時間。実は持って帰るのを忘れ、帰宅してから取りに行った次第。だから余計に今晩の一献は特別だw

そういう時は奮発して成城石井さんの美味しい豆腐。半丁をペロッといただきました。甘くて濃厚で美味しかった。豆腐を食べる時、当然、このぐい呑で酒をいただく。今回は菊正宗の樽酒。これが美味しい。

f:id:mnoguti:20190807231129j:plain

そして平皿にはこの通り・・・左上から、じゃこ、左下が明太高菜+ブルーチーズ、右上がめかぶときて、最後がパン(ちょっと焦げてますが、それはご愛嬌)。

f:id:mnoguti:20190807231246j:plain

もういい感じの晩酌タイムでしたよ。浅間山が噴火したなんていう情報も入ってきてちょっとびっくり@@!でしたが、景気付けに良いってぐらいで、これからの晩酌タイムがさらに楽しくなる今日この頃でした。

ごちそうさまでした。

 

波佐見焼 すず白 どんぶり 2個セット MS-D2003

波佐見焼 すず白 どんぶり 2個セット MS-D2003

 

This is Mout ASAMA in Summer from Kita-Karuizawa!! 北軽井沢、夏の浅間山!

やっと梅雨が明けた、本当にやっと明けたって感じだ。そもそも梅雨の時期は今年は北軽井沢にはほとんど来なかった・・・それも浅間山*1が見られないからだ・・・これは半分冗談で、半分本当。

 

その浅間山が、今回の北軽井沢行で久しぶりに綺麗な姿を見せてくれた。これぞ、This is Mt.Asama!って感じ。

f:id:mnoguti:20190807002152j:plain

そして夏といえば、嬬恋高原を並んで浅間高原の野菜、ズバリ、キャベツだ。手前の緑は全てキャベツ。ここの畑はまだ収穫前だった。他の畑はすでに収穫が終わっている畑もある。出荷できる時期をずらして各農家が順番に出荷していく。

f:id:mnoguti:20190807002116j:plain

 

そしてこれはサービス・ショット・・・我がビーエム君と浅間山、そしてキャベツ。北軽井沢でこれ以外の夏はないだろう。東京から旅人が暑い中、浅間山の姿に感激して思わず車外に出て、カメラのシャッターを切る。そこには当然、浅間山とキャベツ、そして愛車がフレームに収められる。

f:id:mnoguti:20190807002101j:plain

標高1100メートルあるから、空気は澄んでいるし、紫外線も強い。だから写真が綺麗に撮れる。素人の自分でも気持ち良い色に撮れる。しかし、今回の写真はどうだろうか。浅間山が霞んでいる・・・これは残念なことかといえば、そうではないんだな。

f:id:mnoguti:20190807002043j:plain

 

これこそThis is Mt.ASAMAなのだ。夏の浅間山、北軽井沢からの浅間山。日差しは強く、気温もそれなりに上がっているけど、決定的に湿度が低いので暑気持ちいいというのがここ北軽井沢の夏。

f:id:mnoguti:20190807002030j:plain

今が夏真っ盛り・・・そして8月いっぱいはこんな感じか。今年の夏は7月が良くなかっただけに、8月は思いっきり気持ちいい天気を通してほしい。

本当に今回の浅間山は綺麗な夏の姿を見せてくれました。ありがとう!!

よろしければ皆さんも北軽井沢へどうぞ!!!

 

*1:この記事を書いたまさにその日の夜、浅間山が小噴火したそうです。入山規制がレベル3に引き上げられたとのこと。