日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

2018年の振り返り:何冊の本を読んだのか?(前半)

2018年にこのブログで取り上げた本、その中で読み終えた本があったかを振り返ってみよう。予想としては、読了した本は少ないのではないかと思う。

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まず最初に取り上げたのはこの本でした。

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Rのマスターとベイズ統計の理解を同時にやろうと思って購入。結局、最初の数ページしか読んでません。

Rで楽しむベイズ統計入門[しくみから理解するベイズ推定の基礎] (Data Science Library)

次はこれ。具体的な書名は出てませんが、この記事の中にはこの時興味、関心のあった(否、現在もある)書名がさらされています。全部で8冊(既出は除く)。

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  1. 予測の達人が教える 経済指標の読み方
  2. 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法
  3. データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書)
  4. 統計は暴走する (中公新書ラクレ)
  5. Mastering 'Metrics: The Path from Cause to Effect
  6. Rによる実証分析 ―回帰分析から因果分析へ―
  7. 道徳感情論 (日経BPクラシックス)
  8. 国富論 国の豊かさの本質と原因についての研究(上)
  9. 国富論 国の豊かさの本質と原因についての研究 (下)

経済系の本が並んでますが、最初は景気分析の本ですね。これはほぼ読み終わってますが、毎回景気分析のときに必要な箇所を参考にしている感じ。これなら記事にしないといけないですね。2冊目から6冊目までは新しいデータ分析、実証分析の本、因果推論をテーマにした書籍が並びます。これは2冊目「原因と結果の経済学」を読み始めたと頃で止まってます。再開しないと。最後の3冊はアダム・スミスの著作ですね。どちらも定評のある訳書が出たということ、経済活動が情報化によって変化しつつある時代に、経済学の基本をもう一度考える意味で読もうと思った本。これはほぼ手付かずでした。

2月ごろはこの本を読んでました。物理学者 故戸塚先生の著書。

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読み終わったのが、5月でしたが、いろいろ考えさせられた1冊でした。

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がんと闘った科学者の記録 (文春文庫)

そして次はこれ。今の情報通信業界のビジネスを理解するには必須の書籍です。

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これも3分の2ぐらいまでは読み終わっているのですが、その後、止まってしまいました。日々、研究所に通うときには常に持参しているのですが、最近はめっきりページを開かなくなりました。

プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

そしてこの記事の中で取り上げられていたのが、次の1冊。

情報経済の鉄則 ネットワーク型経済を生き抜くための戦略ガイド (日経BPクラシックス)

これも必読ですが、まだ手をつけてません。

次はこれ。このときは自分の読書や研究が全く進まないのでそれをどうにかしようと思い、それに関する書籍の紹介でした。

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ここで取り上げた書籍も最初の方だけ読んで、その後は積読となっています。

なぜあなたの研究は進まないのか?

なぜあなたは論文が書けないのか?

ミクロ経済学の力

次はこれですね。幕末維新の人物の中でここ数年一番興味のある人です。常盤橋公園にある銅像の前を通る度に思いを馳せています。

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何と単行本で購入しましたが、すでに文庫化されていました。

渋沢栄一 上 算盤篇 (文春文庫)

渋沢栄一 下 論語篇 (文春文庫)

これも読まないと。

以上で2018年の上半期にこのブログで取り上げた書籍です。17冊ありますが、この中で読了したもの、ほぼ読了したものと言えるのは、2冊。これは幾ら何でも少なすぎ。

やはり職業柄、読まなければいけない本は読まないと・・・。さて、下期はどうなりましょうか。

 

【加筆】1冊大切な本を忘れていました。

この本は2018年で自分にとっては一番の本だったと思います。 

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この本をいつも座右に置きながら今後もいろいろ探求していきたいと思います。

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明

 

上期は1冊増えて、3冊でした。

 

(To be continued)