シーズン中は軽井沢周辺で美味しいところは混んでいてなかなか寄れない。こちらのうなぎ柳さんもそんな1軒。食べログにも出ていないこのお店、昔は東京でやっていたらしいが、現在は中軽井沢でやっている。
最初にお邪魔したのはもう1年以上前の去年の6月だった。美味しいうな重をいただき、これはまた来ようと・・・そう思っていたのだが、結局1年以上、来られなかった。
今回は、週末だったもの、天気が悪く、観光客も少ないだろうということで、狙っていたが、駐車場にはほとんど車が止まっていなかったので、狙い通りと行くことに。
店内に入り、注文したのはうな重の並・・・うなぎ柳さんのうなぎだと並で十分なのだ。そして待つことしばし。供されたのがこちら。
蓋を取るとこうなる。もう見ただけで生唾ごっくんもんのうな重が鎮座している。
美味しいんだよねえ。味付けは少々濃い目。皮目がパリッとしている。最初は山椒なしで食べ、それから少し山椒をかけていただく。最後はまた山椒なしでかば焼きの味を十分に堪能させてもらう。
どうですか?この色、どんな香りがするか・・・想像できるでしょう。この蒲焼とご飯を口の中で渾然一体となるようにゆっくりじっくり噛んで食べる。蒲焼とご飯てどうしてここまで相性がいいのだろうかと思わずにはいられない。
そして脇役のお新香とお吸い物。こちらも美味しい。お新香は浅漬けで濃い目の味のかば焼きによく合う。お吸い物のもそう。さっぱりと口の中をリセットしてくれる。いいねえ、お値段は昨今のうなぎ事情から少々お高めだが、この美味しさなら十分満足。
焼き上がりに時間がかかり、少し待つけど、鼻腔をくすぐるかば焼きの香りが漂ってくる瞬間、もうすぐという思いでお腹がなる。それからさらにしばらく待って登場するうな重・・・至極の時間はあっという間だ。
美味しくいただいたうな重。次回はいつになるのだろうか?
ごちそうさまでした。