日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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量子コンピューターを学ぶ:Youtubeにいろいろあります

量子コンピュータのことを研究する・・・と行っても我々は社会科学を基礎にする研究所なので、物理学から量子現象を理解したり、その応用として工学的に量子コンピュータを研究するというものではない。

それよりは現在我々が利用しているフォンノイマン型のコンピュータにいずれなんらかの形で訪れるであろう限界を突破する際に必要とされる次世代のコンピュータ、計算機としての量子コンピュータとして、そのマシンの社会実装がどうなって行くのかを研究することが主要なテーマとなる。

量子コンピュータとは何か (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

量子コンピュータとは何か (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)

 

そうは言うものの、料理コンピュータや量子物理学、あるいは量子現象というものがどういうものなのかについてまるっきりのブラックボックスとなっているのは正直気持ち悪い。こういう時に例に出されるのが、自動車だ。自動車の仕組み、ガソリンや軽油(最近は電気で動くが)を燃料とし、それを爆発させて推進力に転換して、タイヤを駆動させ動かすということは知っているが、それ以上の専門知識はほとんどの人が持ち合わせていまい。知っていてその程度だ。

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あるいは現在のコンピュータについてもGUIをクリックすると色々なことができて、ハードやソフトとしてその構造や仕組みを理解している人がどれだけいるか?自分はたまたまコンピュータの仕組みを大学の時に学ぶ機会があったので、0、1という2進数で全ての計算が行われていること、その2進数の世界で計算は行われるのだが、我々はC言語などでプログラムを書き、それをコンピュータが理解したやすい機械語に翻訳して使っていること、さらにそのソフトウエアで色々計算するCPU、計算結果やデータを保存するメモリー、それから入力装置としてのキーボードや出力先のディスプレイやプリンターから構成されていることなどを知っている。その程度でもそれを知ることによって今後の社会へのインパクトを考える際は非常に役に立つというか、この程度は知っておこうよって感じだ。

量子コンピュータ―超並列計算のからくり (ブルーバックス)

量子コンピュータ―超並列計算のからくり (ブルーバックス)

 

多分、量子コンピュータもそういうレベルがあると思う。なので社会実装を色々考えるにあたっての最低限の考え方は理解しておいたほうがいいということでYoutubeを漁っていたらいろいろ動画があった。

これは慶應大学の15回連続の量子コンピュータに関する授業。当然、大学生が対象なのでそれなりの講義レベルだ。

www.youtube.com

もう少し柔らかくとりあえずイメージを持つにはこちらなんてどうでしょう。いろいろ空想を広げてくれます。


この世界はシミュレーション⁉もし量子コンピュータが完成したら...【都市伝説】

それからこちら。映像ないけど、なんとなく少し理解が進む。


科学者が本気の実験開始で人間の脳は実は量子コンピューターと同じだった?この仮説の解明

そして小谷さんと一緒に理解しましょう。


日経プラス10 スパコンよりも速い!量子コンピューターの可能性

これも映像はない。こういう有象無象のいろいろな言説を見ておくのも社会実装を考える時には必要かと。


量子コンピュータは 世界をどのように変えるか? 6つの凄い変化

そして小谷さんの番組に出ていた先生が一般市民用に解説している動画。


量子の制御とコンピュータ

どうでしょうか。

少しは理解が進んだか?実際の利用場面を想像できたか?

しかし量子コンピュータの可能性は我々の未知の分野にその多くはまだ隠れているだろう。そこを早く顕在化させるためにも、社会実装を積極的に進める必要がある・・・と思う。

量子コンピュータが人工知能を加速する

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