昔は夏蕎麦は、端境期で美味しくなくなるということで冷麦を食べたというが、今は夏蕎麦も普通に美味しい・・・けど、夏になったら冷麦やそうめんは食べたくなるもの。人形町の松竹庵さんはそうめんなのだが、先日、この夏初めてそうめんをいただいた。
しかも汁はごまだれで。これが美味しいんですよ。脇にある刻み葱を少しずつ入れながらそうめんの先を少しつけてツルツルっといただく、ごまの味が口の中に広がる・・・なんとも言えないです。
主役のそうめん。松竹庵さんのそうめんはトッピングとして、玉子豆腐とゆで海老が載ってます。今回は大盛りを頼んだので、海老は2尾、玉子豆腐も4つ入ってました。これもなかなか美味しいんです。
そしてそうめん。この細やかで繊細な麺、他にはないですね。量としては何輪茹でているのか分かりませんが、一人前では足りないので、そうめんを頼む時も大盛です。これを箸ですくって水を十分切って、先ほどのゴマだれに先の方だけつけて、つつっといただきます。なぜ先の方だけかというと、たっぷりつけてもいいのですが、たっぷりつけるとゴマだれが足らなくなるので、少しずつ先の方につけてツルツルっといただくってわけです。なくなったらお代わりもらえばいいという方もいるかもしれませんが、そんな野暮なことはいたしません。
あっという間にいただいてごちそうさまでになるわけですが、そうめんなので大盛り食べてちょうどいいって感じです。
この夏何回お世話になるでしょうか。松竹庵さんのそうめん・・・美味しゅういただきました。
ごちそうさまでした。