GWの晴れ間の広がった日、念願の大麻比古神社に行ってきた。
大麻比古神社は、徳島の人が元旦に初詣に行くお宮さんで、自分も正月の初詣で何回か行こうと試みたが、いつも大渋滞に巻き込まれ、途中で諦め、いまだに正月の初詣はいったことがない。
そこで今回、正月ではないが行ってみようということになり、季節外れの初詣となりました。表の道からは少しあります。大きい鳥居を過ぎてからも参道が続き、しばらく行くと開け、本殿が現れます。
百度石もありましたよ。この百度石、昔、20年ぐらい前になろうか、その存在を知らず、たまたま有馬温泉の神社で初めて知ったものだから、百度の意味を温度の百度と思い、そんなに熱いのかと言ってひんしゅくを買ったのはこの私です。今となっては懐かしい思い出。
そしてこちらはメガネ橋。
こちらはドイツ橋。
この二つの橋の謂れは次のとおり。第1次世界大戦中捕虜になったドイツ兵士が大正6年から9年にかけて徳島の板東俘虜収容所に過ごした。そこで捕虜となったドイツ兵士達が、遠い祖国を偲びながら1日も早く故国に帰れることを願い大麻比古神社の境内を散策し、記念のため境内に池を掘ってメガネ橋を配し、小谷にドイツ橋を架けたとのこと。
こちらは、神馬舎。こちらは健康のご利益だったかな。
本殿をもう一度。
大麻比古神社は歴史のある神社らしく、表の道からはかなり入ったところにある。最初の鳥居をすぎてからかなりの距離があり、我々は車で行った。霊山寺から歩ける距離だが、それなりに歩くことは再度記しておこう。
念願の阿波国一の宮の大麻比古神社にお参りができてよかったです。