富山名物と言えば、今の季節だとホテルイカが思い浮かぶ。それと定番とも言えるますの寿司。今回、ホタルイカは富山市内では食べられなかったが、ますの寿司は富山でも人気のお店で購入することができた。
それが、扇一ます寿し本舗さん。よく行くお鮨屋さんでそこの常連さんに教えてもらった。日曜なのでお店は休みなのではないかと危惧されたが、やっていて無事購入。しかも本来は予約販売のみらしく、「東京から来た」ということで譲っていただいた。それがこちら。
何か期待させてくれる包装だ。期待しながら包みを取ると・・・
笹につつまった中が登場。笹のいい香りが鼻腔をくすぐる。
そしてご開陳・・・見た瞬間、「すごい」と思った。今までも駅弁のます寿しはいただいたことはあったが、ここまでのものではなかった。しっかりますが敷き詰められ、かつ、この色。美味しそうというよりすごいと思った。
その驚きは、切るとさらに増幅される。ますが二重に重ねて敷き詰めてあり、ご飯の厚さとほぼ同じ。そして一口頬張ると、ますが柔らかく、あの独特の香りが鼻をくすぐり、美味みが口の中に広がる。
酢飯もいい感じだ。美味しい酢飯、そしてこれでもか!と引き詰められたます・・・もう言うことない。ますの寿司のイメージが変わった。これは美味しいお寿司だ。
場所は路面電車の小泉町駅のすぐ近く、割とこじんまりしている店構。予約販売なので店自体が目立たないが、行けば分かると思う。
富山のますの寿司、想像以上に美味しかったです。ぜひ、またいただきたい一品。
ごちそうさまでした。