日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

テクノベートが実現する社会をリアルに感じよう

8月18日の記事・・・この動画を見たときは衝撃を久しぶりに受けた。 テクノベート、テクノロジーとイノベーションから考えた造語・・・テクノベーションと考えたけど、語感でテクノベートに。

mnoguti.hatenablog.com

それの関連動画がこちら。

これは1年前のグロービスのあすか会議での議論。見てもらえればわかるけど、今でしょ!と思いが湧いてくる。妄想が大事だということだけど、新しい時代の潮目にいるんだから、新しい社会をリアルに感じることができる人が次の時代を作る人。

安宅さん、塩野さん、古田さんの議論・・・ワクワク感満載。


テクノロジーが変える50年後の社会~ビジネス・経営はどのように変わるのか?

これからはヒト、データ、機械が経営資源。どこでバリューを出すかが問われる。これから変わるもの・・・即断即決ができる環境、自分がどういう世界を実現したいかをしっかり考えること、テクノロジーはいつもどう使うかだ。リスクの内容が変わる・・・AIというブラックボックスとどう付き合うか、ワイルドな時代を楽しみたい。

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データを持っている人と技術を持っている人がこれからは出会い、それが新しい産業ができる。産業革命は3つのフェイズからなる。第1フェイズは完全に乗り遅れ、第2、第3フェイズで取り返せばいい、今までの日本もそうだった。技術を使い倒すことが大切。日本はそこで盛り返せるだけの資源を持っている。あとはやるだけ。


AIの進化は経営をどう変えるのか? ヤフー安宅×IBM吉崎×PFN長谷川が語る未来

こちらは安宅さん、吉崎さん、長谷川さんの3名の議論。こちらも刺激的。

経営ってのは、不確実な未来をいかに確実な未来に変えていくかが勝負だと思うが、それを考えるとAIを使いこなせることが経営者としての必須の技能ということになる。世の中を見る視点は2つ・・・ニューエコノミーオールドエコノミー。オールド側の人たちもやっとAIなどについて理解してきた。

今までは入り口側AIと出口側AIでバラバラに成長してきたが、これからは両者を結びつけるところに新しいビジネスが出てくる。画像認識技術はかなり進んでいる。日本の街は自動走行には適さない。オープンの時代と言いながら、縦の議論になっている。

ビッグデータの本質は?サンプルからは分からないものが分かるようになる。ロングテールを取れるか?全量ということが非常に重要。人間はまだ人間を理解しきれていない。ビッグデータで解析することによりそれが理解できる時代が来ている。果たしてデータジャイアントが勝つか?コスト節約的な発想で使うのはダメ。経営を大きくする方向で使うことが必須。データがあるから何かしたいという発想はだめ。最初に目的があり、それにあったデータを集める、整備するという順番。

・・・などなど、前回の動画と今回の2つの動画・・・じっくり見ていろいろ刺激を受けましょう。

人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)

人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)