日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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スミス「道徳感情論」、ハイエク「隷従への道」、今読んでみたい本

 今、静かに、じっくりと読んでみたい本。まず初めは、道徳感情論。

道徳感情論 (日経BPクラシックス)

道徳感情論 (日経BPクラシックス)

 

 経済学を学んでいるものは誰でも一度はその書名を聞いたことがあるであろう。経済学の祖と言われるアダム・スミス国富論の前に著した書だ。

 経済学の考え方の裏側にある血肉を学ぶためには読んだ方が良いのではないかと前から思っていたが、最近、村井さんの訳で出版されたので改めて手に取ってみた次第。北川さんとの共訳だが、読みやすい翻訳だ。

前書きや脚注も入れれば700ページを超える大著だが、頑張って読んでみたい、

日経BPクラシックス 隷従への道

日経BPクラシックス 隷従への道

 

 もう一冊はこちら。こちらも村井さんの翻訳だ・・・というか、ハイエクの隷従への道自体は以前にも・・・すごく以前・・・学生の頃に東京創元社から出ていたものを買った記憶があるが、積読であった。今もどこかの書棚かダンボールの中にあると思う。

今回、買ったのは道徳感情論と同じく訳者が村井さんだからという面は否定できないのと、昔から関心があったことでもあり、今という時代でもありといことで学生の頃以来の再挑戦(実は社会人になってからも何回か挑戦していると思う)ということだ。

こちらも500ページの大著だが、じっくり読んでみたい。

夏休みの課題図書として、夏休み中に読み上げることを目標にするのもいいが、このページ数だと、いくら翻訳が読みやすからといって今の自分には到底無理なので、この2冊、じっくり読んでみたいと思う。