シンプルに美味しいお蕎麦を食べたい時は、大笹にあるあさぎりさんまで車を走らせる。今回も伺ったが、混んでるのはごめんなのでお昼時を大きく過ぎた2時過ぎに伺った。
自分の他にはお二人いただけ、のんびりした雰囲気が漂う・・・こういうの好きだ。
お店に入っていくと、親父さんが一人いた。朴訥とした対応だが、それはそれで店の雰囲気の一部となっている。
今回は何を食べよう・・・それなりに悩んで選んだのが、もりそば。シンプルなもりそばをいただいた。
手打ちの田舎蕎麦で、歯ごたえが結構ある。それをつける蕎麦つゆは柔らかい味付け。自分としては、このそばならもう少し濃い味付けでもいいのではないかと思わないでもないが、あさぎりさんではこの蕎麦つゆだ。
蕎麦つゆに蕎麦をたっぷりつけて口に運ぶ。口の中で硬めの蕎麦がつゆと絡み合って、美味しく胃袋の中に落ちていく。蕎麦っていいねと思う瞬間。
ところで今回の先客はカレー南蛮を食べていた。それが蕎麦だったか、うどんだったかは分からないのだが、その客人は明らかにどこかの別荘客みたいな感じ、地元の人ではなかった。あさぎりさんまできて、カレー南蛮を頼むということは・・・ひょっとしてすごく美味しいのか?と・・・今度、食べてみようと思ったのでした。
年に何回も行かないがここも北軽井沢周辺での美味しい蕎麦屋の一軒だろう。
ごちそうさまでした。