人形町で人形焼を売る店は3軒ほどあるが、そのうちの1軒、もっとも大きいのがこちらの重盛さんだ。水天宮交差点の角にあり、向かいには水天宮さんを望む。朝から晩まで人形焼や贅沢煎餅などを求める人が途切れることはない。
店の奥の方で焼いているのが見える。タイミングが合えば、1個売りでほんのり暖かいのを食べられることもある。
人形焼はこしあん、壺焼きは粒あん、鮎は白あん、カステラはあんなしだったと思う。やはり人形焼が一番売れるのだろうけど、自分は白あんの鮎や粒あんの壺焼きがすきだ・・・ということで、本日は壺焼きを買ってみた(1個160円なり)。久しぶり。
久しぶりの壺焼きは、思っていたより小さかった。昔、食べたときはもう少し大きいイメージがあったけど・・・まあ、こんなもんなのだろう。味は、粒あんの甘さが程よく甘さで、今日の疲れ切った脳みそにはちょうどいい糖分の補給になる感じ。そして口の中に含んだ時の小豆の粒の感触が何とも言えない。それから生地ね。こちらも甘く味がついていると思うのだが、これもいい。厚からず薄からず・・・いい感じで粒あんを包んでいる。
食べようと思えば、一口で食べてしまえるような大きさだけど、それを大事に食べる・・・甘さが口の中に広がっていく。たまに食べると非常においしい。特に頭脳労働で疲れているときだったからなおさらだ。
次回は、白あんの鮎でも食べてみようかと思いつつ、最後の一片を口の中に入れるのでした。
ご馳走様でした。