帯に書いてある「歴史大河SF クライマックスへ‼︎」は本当なのだろうか?・・・と思わないでもない浦沢作品なのだが、ま、それはどうでもいいとして今回も早々に読ませていただきました。
前巻18巻の記事はこちら。17巻と合わせて書いてある。
あれからどう展開していくのか・・・と前回のストーリをほとんど忘れているが、まあ、それは後で確認するとして中身を読んでみた。Amazonの書評にも書かれていた通り、今回は懐かしい人がまた出てきたりして、その頃のストーリの復習も必要だ。表紙の映画監督がその一人。そしてあの山下くんも出てきたりする。極め付けは金持だ。18巻で生きていることが明らかにされたけど、僕のイメージではあれは金持ではなく、その師匠だったのだが・・・。
金持は、その後も絵を描き続けていて・・・今が絶頂な様子。そして金持、ケヴィンとくれば、ティミーだが、彼は汚れ役になっていた・・・まあ前回、前々回あたりでそういう感じに描かれていたけど、こうまで行くか・・・こういう展開なの?って感じ。対局の立ち位置で物語のある意味象徴的な役割を担っていく。具体的には読んでね。
これで19巻、今回、クライマックスの段階に入ったのかもしれないけれど、これだと後、5巻ぐらいは楽しめそう・・・と思うのは僕だけだろうか。ストーリの展開に対して冗長的すぎるとか、収束できるのかとかいろいろ言う人はいるが、とりあえず面白ければそれでいいのではないかと思うのが自分の姿勢(刹那的ですかね?)。理詰めでストーリの展開なんかを追ってたら漫画の醍醐味は失われてしまうだろう。
章立ては以下のとおり。
- 第150話 ねつ造の未来
- 第151話 黒いコウモリ
- 第152話 チベットの黒蝙蝠
- 第153話 呼ばれた男
- 第154話 本物を撮ろう
- 第155話 邪教の口
- 第156話 見えるといえば見える
- 第157話 時は来た
まあとにかく面白い内容だと僕は思った。次回の20巻はどうなっていくのか・・・出るのはまた半年後ぐらいかな・・・なんて言っていると、長期休載なんてこともたまにあるからね。順調にストーリが展開して僕らの前に現れることを期待しよう・・・あのコウモリのように。
下は、BILLY BATの全巻セットだ。まだ購入していない人は大人買いして一気に読んでしまうのが最良の楽しみ方だと思う。