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室戸岬と中岡慎太郎と弘法大師②:中岡慎太郎は何を見る

今回の旅の目的の一つが中岡慎太郎とご対面するでした。室戸岬が近くなるにつれて、胸がドキドキときめいて・・・ということはありませんでしたが、15年ほど前、初めて四国に来た時、高知まで連れて行ってもらって、桂浜にある龍馬像*1にご対面してから、いつかは中岡慎太郎像にも対面したいと思っていました。苦節(どこがw)15年、やっと慎太郎さんに会うことができました。

国道55号線をずーっと南下してきたことは前回書いた通り、そして室戸岬に到着してまずは中岡慎太郎氏に対面すること。途中、弘法大師の修行の地があったけど、そちらは後回し、そして着きました。道路反対側の駐車場がちょうど空いていて車を滑り込ませてさあご対面。

でかかったですね。龍馬像と同じような構図でしょうか。太平洋を睨みつけていました。

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実は自分、中岡慎太郎氏についてはあまりというか、ほぼ全く知らないのです。わずかに知っているのは、龍馬とともに襲われてその後亡くなったこと、龍馬の海援隊に対して、中岡は陸援隊を率いていたということぐらいです。小説もいくつか書かれているようですが、一冊も読んだことがありません。これを機に一冊ぐらい読むかもしれないけど、そこで何か知りたいというわけでもないです。でもなんか惹かれます。

なぜ中岡慎太郎が気になるのかと言えば、やはり坂本の龍馬どんとの対をなしているように自分の中では位置付けられているからでしょうか。室戸岬まで行っていざ像を見てやっと見られたという思いと・・・ここに続けて文章が書けない、そのあとが続かない、見られてよかったというぐらいしか書けない自分がいました*2。周りをウロウロしながら一生懸命、中岡さんの像を見ていたら空にはちょうど飛行機雲が・・・幕末の志士は仮に今の時代を見られたら何を思うのでしょうか・・・などとこういう時に有り勝ちなことを思っていた次第です。

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実は中岡さんの像、やはり海岸からはかなり離れて立っています。国道からは近くなんですけどね。しかも海岸は、龍馬の桂浜に対して、慎太郎は室戸岬、岩がゴツゴツしています。荒々しい波が打ち寄せます。その海に向かって対峙するように向き合う中岡四太郎像・・・何を思う。

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この日は本当にいい天気で、気持ち良く中岡慎太郎像と対面できました。

上の写真を撮った場所と同じところからアップで一枚。緑が濃くなってきた室戸岬、その緑と中岡慎太郎像の銅像も緑がかっていい感じだ。見るからに紫外線が強いって感じではないですか。日差しは本当に強かったです。

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そして国道を渡った反対側から一枚。堂々としていますな。やはりどれか一冊、中岡慎太郎さんについて書かれた小説か新書を読んでみることにしよう。確か手持ちには平尾道雄著『中岡慎太郎 陸援隊始末記』があったはずだけど・・・。

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これで最初の目的は無事達成。

記事は後二つ続く。

*1:龍馬像は、桂浜の砂浜に立って太平洋を見ているものとばかり思い込んで行ったので、海岸に出る前の丘の上に立っているところを見てなぜかがっかりしたのを忘れられません。

*2:まあ四国名所巡り、将来のお遍路ウルトラマラソンに備えての徳島から高知行きの下見も兼ねてという感じでしょうか。