走る前の話:体調はどうだったか
話は昨年12月の湘南国際マラソンから。
この時は、股関節左側面を痛めていて満足に走れない状態で出場し、5時間30分かけてゴールしました*1。当然、故障は悪化し、その後10日ほど走ることができず、中旬に走れるようになってからもペースを上げられず、距離も伸びず、年末の徳島でも片道5キロの峠走すら出来ず、堤防を走っていました。
1月になってから股関節左側面は回復したものの、今度は左足ふくらはぎがおかしくなり、鍼治療で改善したものの、10キロを超える辺りから違和感が出るような状態でした。昨年もやはり故障がちの脚だったのですが、それでも週末は計画的に土曜日30キロ、日曜日20キロと長い距離を走り込めていたのですが、今回は1月下旬か ら2月上旬にかけて、集中的に30キロ2回、35キロ1回、20キロ4回走っただけでした。この時のロングのペースは遅く6分近くでひたすら脚を作る感じ。
無理はできないということで、それからは目安として10キロ以上は走らない(実際は11kぐらい)よう、特にレース直前は距離 を最大でも11キロに抑え、タイム重視で走りました。これでタイムがあがって4分台で走れていればまだ違ったのでしょうが、それほど上がらずスピードでない脚のままでした・・・一番の不安はやはり距離をこなしてないこと。30キロ以上をたった3回、しかもレースペー スよりはるかに遅いペースですから、42キロ走りきれる脚になっているのかという不安で迎えた当日でした。
今年はCブロックということもあり目標は、ネットでサブ400としました。
今年の補給は(早め、少な目、細目の実践)
今回は体力、脚力に自信がなかったため、補給を重視するということでいつもより念入りに揃えました。当日は予想以上に暑かったので、5キロ給水からスポドリと水を一口づつとり、その後はそれに加えてサプリ等を5キロごとに摂るようにしましまた。以下のとおり。
- レース前:べスパ、りんごジェル、L粉10g、もち1個
- 10k:アミノダイレクト3.5g
- 15k:L5g+O2g粉、塩熱サプリ1個
- 21k:べスパ小
- 25k:オルガニック半分、スーパーメダリスト5.5g、差し入れウコン
- 30k:りんごジェル、
- 31k:オルガニック半分
- 35k:L5g+O2g粉
- 40k:とらず(予定ではスーパーメダリスト5.5g)
- レース後:アミノダイレクト3.5g、スーパーメダリスト5.5g、L5g+O2g粉2袋
結果:サブ400を達成
結果は、グロスで3時間55分16秒と目標を上回って走りきることができました*2。
- 5km 00:28:47 (0:26:30) 0:26:30 09:38:47
- 10km 00:54:50 (0:52:33) 0:26:03 10:04:50
- 15km 01:21:13 (1:18:56) 0:26:23 10:31:13
- 20km 01:47:47 (1:45:30) 0:26:34 10:57:47
- 25km 02:15:46 (2:13:29) 0:27:59 11:25:46
- 30km 02:43:39 (2:41:22) 0:27:53 11:53:39
- 35km 03:13:15 (3:10:58) 0:29:36 12:23:15
- 40km 03:42:39 (3:40:22) 0:29:24 12:52:39
- Finish 03:55:16 (3:52:59) 0:12:37 13:05:16
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今回の最大のハプニングは、朝、Garminを忘れたこと。結局、自宅近く25キロ手前の浜町中の橋交差点で受け取ったわけですが、それまではGarminなしで走りました。体感で走ったのでもっとタイムが揺れるかと思ったのですが、20キロまでは26分で走っていたのでびっくり@@! 当初の設定ペースではキロ530から600の間を予定していたけど若干速くなりました。やはり、ペースを確認できずに走るというのは不安でこれでも抑えて走ったのですが、想定より速いタイムで走ることになりました。
それがやはりオーバーペースだったのか、20キロ以降はみるみるペースダウン。体は重いは脚は重いはで苦しみました。特に入船橋交差点からの最後7キロほどは例年苦しみますが、今年も苦しみました。歩いてしまおうかとも考えましたが、なんとか耐えて無事ゴール。
走り終わって、昨年の東京マラソンから1年間、自分の走ってきた内容を振り返ると、予定していたレースには出られたものの、大なり小なり故障に悩まされた1年だったと思います。
なぜそうなったのかというと、故障がほぼ治って、その後、無理して走り込んで脚はできてくるものの疲れをためて、また故障しての繰り返しだったから。脚を戻すには、一気にというより二段階ぐらいで考えないとダメなんだなというのが今回東京を走った後に1年間を振り返り改めて気づかされました。
万全の体調で水曜日のビルドアップと週末の峠走をこなす・・・そうなってやっと満足のいく体調でレースに臨め、記録を狙えるというもの。万全の体調での練習、これで初めてタイムを狙える体、脚を作れるということだということを今更ながら思い知らされました。気付くまで2年・・・遅すぎw
今シーズンのフルは、板橋と徳島が残っています。休養をとって残り2つのレースで少しでも今回のタイムを上回れるように頑張ります。