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攻殻機動隊ARIZE眠らない眼の男(5):描かれているのは現代の延長線上にある?

気が付けば、もう5巻になっている。
今回は、少佐とバトーのそれぞれの男女の仲が描かれている・・・この辺は昔の攻殻とは違うなあと思う。
攻殻らしくないといえばらしくないシーンだと思う。

攻殻機動隊ARISE ~眠らない眼の男Sleepless Eye~(5) (KCデラックス ヤングマガジン)

攻殻機動隊ARISE ~眠らない眼の男Sleepless Eye~(5) (KCデラックス ヤングマガジン)

士郎さんが描いた攻殻機動隊では男女関係はあくまでもクール・・・素子が女友達と戯れるシーンが描かれていて、生物としての男女の関係は薄くなっている時代のように描かれていた。今(2015年)の時代はまさしくそういう方向に向かっているように思える(現代の延長線上だ)が・・・士郎さんがそれを見通して描いたとすればちょっとびっくり@@!
今回描かれている攻殻での男女関係は真逆だ。純愛・・・?そっちかよって感じ。現代の延長線上というより少し前の男女の物語って感じだ。ストーリー上に前面に出すぎているのもどうなんだか*1
こちらの攻殻はこういうものだと思って読めばいいのかもしれないが、攻殻攻殻たる大切な部分がなくなってしまったような感じ。
僕の感覚・・・おかしいですかね^^?
こちらはkindle版。

*1:TV版だったか、映画だったか、両方だったかの番宣も素子の恋愛を映画いていることを言っていたと思う。