大阪出張の時は、必ずと言っていいほど寄らせてもらうとり平さん。新梅田食堂街の中に2店舗あったのは知っていた。確か昔は蕎麦屋も並んでいたと記憶しているが、いつの間にか蕎麦屋はなくなり、焼き鳥のとり平さんだけになった。
先日寄らせてもらった時は、時間が早かったこともあり、早く帰らなければという事情もあり、食堂街の中をとり平さん目指して歩いていて、予期せぬところに提灯を発見。開店前だったようだが、暖簾をくぐった。「もういいですか？」「あ、がんばって開けますよ」という大阪商人の心意気で受け入れてもらう。
店に入ったら、いつもと店内の配置が違うので「あれ？」と思い、いろいろ話していると、いつも行ってみる店は違う筋にあるとのこと・・・今更店変えるのもなんだし、せっかく開けてくれたんだし、そして焼いているものは一緒ですからということで（当たり前だ）そのままいただくことに。
まずはお通しの2本から。最初のこの2本が美味しい・・・で今回はこの後、お任せで5種類頼んだ。
最初はこれ・・・美味いところで肝から焼いてくれました。柔らかくて甘めのタレがよく合います。
次がつくね3種類。1本は普通のつくね、他はレンコンとピーマンに詰めてあります。なかなかいい感じです。
３本目は、玉子ですね。白い方はウズラの玉子、黄色い方は中が半熟です。この半熟の方が美味しいんです。口の中に頬張ってかじると口の中に黄身の甘みが広がります。
そして四種類目が、ボンジリ。濃厚な味がたまらない一品。
自分が食べている間に席がポツポツ埋まりだして、それなりにお客さんが入ってました。
そしてこの日の〆は、渋く鶏皮です。当然、塩味。あの鶏皮独特の旨味が口の中に広がります。
いいですね。
この日はこれでお店を後にしましたが、とり平さんが新梅田食堂街に3店舗もあるとは知りませんでした。
もしかしたらこちらは本店さんの方かもしれない・・・けど、そこはご愛嬌ということで許してください。
ごちそうさまでした。
