日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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本格峠走デビューはボロボロになりました^^;

昨日の土曜日は足柄峠に行く時間が取れる日だった。
朝起きたらピーカンの天気だった・・・「これは行くっきゃない」。
いそいそ準備して8時過ぎぐらいには出られるか?と思っていたが、なんと、Garminが暴走していて充電が必要なことが判明。
これで出発時間が9時半に・・・都営新宿線小田急線、御殿場線と乗り継いで11時45分ごろ山北駅に到着・・・写真はJR御殿場線松田駅山北駅の間から見えた富士山・・・「今日は富士山が見えるんだ。無事、上まで上がって富士山、拝めるのかな」などと電車の中で考えていた*1

山北駅について上を見上げるとたくさんのパラグライダーが青空の中に浮かんでいた・・・気持ち良さそうだったよ。
週末の御殿場線、利用客が結構多い。僕が乗った時間はトレッキングやハイキングと思われる格好をした人たちが多かった。
その御殿場線、無人駅では乗車口が運転手に近いドアしか開けてくれないので不便だ。

ものすごくいい天気=(この時期にしては)ものすごく暑い・・・5月じゃないと思いながらとぼとぼ歩いて、結局、山北のさくらの湯に着いたのはちょうどお昼。
早速スタート。

前回来たのは、マラニックで4月の初めにお花見ランで走ったとき、しかも今回、万葉公園往復は初めてということで、最初はスマホのGMapとにらめっこしながらスタート・・・さくらの湯から鉄道脇を走っている地点ですでに記憶があやふやに・・・やっと県道76号線に出て、本格的に走り始める。
その後、県道726号線を道なりに・・・日差しは強いものの、風は爽やか・・・キロ5分後半から7分台ぐらいで走る・・・マラニックの時のペースとほぼ同じ(やはり坂道苦手なんだなと思いながら走る)。
3キロ地点の右折はおぼろげながら覚えていた・・・5キロ地点のT地路もなんとなく記憶にある・・・あとは道なりだと思い、スマホをしまい走ることに集中。
そこからが地獄だった・・・この頃になると下りてくるランナーとすれ違うようになる・・・馴染みのある顔にも何人か会う*2
6月下旬に初めてのトレラン野反湖から草津まで38キロ走る。このための練習でもあるので、暑さ慣れにもなって・・・と考えて走り始めたら、それどころではなくなってきた。5キロ過ぎから9キロ・・・5キロで1回目の給水となったのだが、このあと給水のことばかり考えるようになり始める・・・こうなると危ない・・・半分、気持ちが折れている状況だ。
そして地蔵堂の手前でついに歩き出した・・・もう無理って感じ。地蔵堂に万葉公園まであと3.5キロという表示・・・残りは歩きになることを悟る。
みんな下ってくる・・・快調に降りてくる人、普通に下りてくる人、しゃべりながら下りてくる人などなど・・・千差万別。もちろん、苦しそうに下りてくる人もいる。自分はというと上りですでにギブアップ寸前。
地蔵堂を過ぎてからはただただ歩くだけになってしまったが、そのうちそれもしんどくなってきたけど、ここで止まったら戻るしかないと思い、必死で足を動かし続けた。いやほんとこりゃ熱中症になりかかっている・・・あるいはなっていたのかもしれない、頭がぼーっとする中必死で前に進む。そしてやっと万葉公園。

そこから見えた富士山。なんの感慨もなかった・・・頭の中にあったのは、これで無事さくらの湯に帰りつけるのだろうかということ。
こりゃ体調がまずいというわけで、バス停の近くにあった休憩所でデイパックを枕に15分間完全に横になった・・・体の中で何かが回っている感じだった。
起き上がった時はそれなりに回復していて、自然由来の原料で作ってあるエナジードリンクオルガニック」を一気飲みして再スタート・・・と思ったのだが、「ところで万葉公園のゴールはどこなのだろう」と自分がそれを知らないことにふと気付き、案内図を見ると、もう少し上にトイレがあることがわかり、とりあえずそこまで行ってトイレを済ませ、帰りの行程に。

少しは景色を見る余裕ができたか、相模湾方面を望む。この時は体はかなり軽く、さくらの湯までどうにか帰れそうという気になる。
万葉公園から地蔵堂まではもっともきつい下りだから本当はここを思いきり飛ばして下りたいところだが、今回は上りのダメージが残っていたので脚が自然に動く速度でおまかせで下っていった・・・だいたいキロ5分半ぐらい*3

下りて行く途中で目に入った風景。煙が見える@@!・・・ということで箱根で煙を出しているところといったら、大涌谷ぐらいしか思い浮かばないが、果たしてこの煙が大涌谷の噴気物だったかどうかは不明。

水分補給もあったが、帰りもところどころ歩いた。午後8時の湘南国際マラソンの申し込みがあるので、それまでに帰らないといけないことを思い出し、頭の中で計算すると結構ギリギリの時間だということで最後の2キロぐらいを喘ぎ歩き、たまに走りながらさくらの湯に到着。途中で撮影した空の青さと雲の白さが目にしみる。なんとか往復できたというホット感と、暑かったとはいえ、このくらいの体力、脚力じゃ、KTK38K(六合to草津)は話にならないなあと思いながらさくらの湯*4に浸かる。

結果は以下のとおり。これが僕の万葉公園往復峠走の記念すべき第一回の記録だ。

  • 走行距離:25.48km
  • 走行時間:3:26:42
  • 経過時間:3:45:30
  • 平均ペース:8:07 分/km

次回は来週だろうか・・・この暑さの中では同じことの繰り返しになる可能性が高いけど行けるならば行こうと思う。

写真はだんだん夕暮れの気配が出てきた御殿場線山北駅
朝9時30分に浜町を出て、帰りが5時前の御殿場線国府津行き、浜町に着くのは午後7時だ・・・次回は朝をもう少し早くしようということと、走行時間3時間半はやはりかかりすぎだろうということで次回の雪辱を胸に帰宅の道についたのでした*5

*1:移動時間が2時間半というのはなんともかかり過ぎ。次回はX1で行くことを本気で考えた。本気で考えたけど、片道にかかる費用が、鉄道だと1178円、片や、X1だと3460円(高速使うと高速料金1960円+ガソリン1500円)なので一人だと車はあり得ないという結論になった。

*2:あとから気づいたのだが、この日はメダリストの足柄峠走行会があった日で、みんなお手伝い?を兼ね、走りに来ていたみたいだ。自分も早く来てそれに便乗させて貰えば良かったと思ったのか思わなかったのか。

*3:下りのペースとしては遅い。この間2人のランナーが僕を追い越して行ったが、キロ4分かそれより早かったのではないか。自分でも調子が良い時は鬼押出しや掘割峠をキロ4分から4分半で下るが、この日は無理。

*4:さくらの湯、いいお湯でした。わがまま言わせてもらえれば、水風呂が欲しかった。風呂を上る時のかぶり湯には水があったのだけれど、やはり水風呂にどっぷり浸かって疲れを癒したいというのが僕の希望ですw

*5:1日経って日曜日の夜、大臀筋、腰、両肩などが筋肉痛です。暑さにやられ、あまり走れなかった印象が強いのですが、やはりそれなりに効果はあるようです。