攻殻機動隊の描き下ろし小説。
著者のあとがきによると、時期的には1st.の第6話以降のエピソードという設定ということ。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 虚夢回路 (徳間デュアル文庫)
- 作者: 藤咲淳一,中澤一登
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: 文庫
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最後は「なるほどこういう展開かw」と攻殻ファンならニヤリとするような展開になっている。
また局面局面でのシーンはアニメシリーズのいろいろなシーンと結びつき、読んでいるうちにそこから発展した映像が頭の中を回り始め、いつかその頭の中の映像はTVシリーズの声優たちの声で話し始める。
まるで自分の脳がハックされたような感じだ・・・と言ったら言い過ぎだろうか。
攻殻機動隊は、映像シリーズが主だが、こういう小説で書き下ろされ、文字を追いながらストーリーを楽しむというのもまた違った意味で楽しい。
攻殻ファンで未読の人は、古本で安く手に入るし、一読をお勧めします。