日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

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今年の2月はどうなるか?昨年の豪雪を振り返る

2014年2月は大雪の2月だった。上信越道と国道18号が完全にマヒしたのは2月15日の豪雪の時だった。実はその前の週末もかなりの雪が降った。前の週の時はわがBMWX1が四駆でかつスタッドレスを履いていたということもあり、試してみたいという気持ちもあり、北軽に出かけた。

行きの恐怖も忘れ、到着してしまえば、こんなに降ることは珍しいと思って、「すげぇ〜」などとのんきに構えていた。帰りの苦労などこのときは知る由もなく。
この時は浜町をお昼ぐらいに出発したのだったか、関越道は雪模様で途中から路面も白くなりだしていた。交通量はそれなりにあったので「雪の高速ってこんな感じなんだ」と思うぐらいで走っていた。上信越道はすでに通行止めだったと思う。それで渋川伊香保ICまで行って、一般道に下りて吾妻渓谷経由で長野原を抜けて北軽まで上がっていった。
一般道では歩道と車道の分かれ目がすでに分からず、雪の中、ワイパーも役に立たなくなりつつあり、半分恐怖を感じながら運転していた。雪が降るとだんだん道幅が狭くなる。みんな走りやすいところを走るから中央よりを走って、歩道側の雪はそのまま。それがさらに進むと歩道側の雪がさらにつもり、中央部しか走れなくなり、最後は対面交通ができなくなってしまう。このときはそこまで行かなかったけど、翌週はそれが現実となり、あの完全麻痺になってしまった。
恐怖を感じながら走っていたけど、でも到着してしまえば「うへ、すげぇ〜」って感想で終わってしまう。当然、車は雪まみれ。

すごかったね。こんなに雪まみれになっていたとは降りてみるまで分からなかった。それからワイパーが通常のワイパーでは役に立たなくなるということも。ワイパーが効かなくなる=視界が効かなくなるということで途中からの運転は怖かった。

行きはまだ降っているところだったし、通行止めもなかったので勢いで来てしまったが、翌日の帰りが大変だった。北軽井沢から軽井沢までの国道は雪かきができていて、上信越道も碓氷軽井沢から松井田妙義ICまではいけたが、松井田妙義からは通行止めでそこで下され下道を行くことに*1。18号は大渋滞が分かっていたのとその内上信越道が開通するだろうということで下仁田に下りる道を探した。ナビがなかったら無理だったろう。下仁田への道を見つけ国道254号線に出たがこれがまた大渋滞。前日の雪が路面に残り、それが凍って凸凹でまともに走れない状況。雪がやんでもこういうことかと勉強をさせてもらった。結局、吉井ICで開通した上信越道にのり、4時間ぐらいで東京に帰れたのはラッキーだった。

あの時の教訓としては、当たり前のことだが、普段、雪とはほぼ無縁の生活をしている人間は大雪になる可能性があるときは、たとえ車が四駆でスタッドレスを履いていたとしても無理にはいかないこと(自分は平気でも周りが動けなくなったらどうしようもない)。この冬も12月にはよく降ったし、最近も降っているみたいだ。今後どうなるのだろうか。来週で1月も終わる。あの2月が来る。月一住人の自分としては2月も北軽井沢には行きたいので、昨シーズンのような大雪は勘弁してもらいたい。

*1:普段からある程度降るところは除雪機などの設備を持っているが、普段降らないところは当然そんな設備ないので除雪できない。翌週の豪雪の時は常備している除雪機が除雪できる積雪量をはるかに超えてしまったということだ。