日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

道で見かける独り言を言う人々

最初、外国人が目についた・・・何をぶつぶつ言っているのか?気味が悪かった。
そして、一度気づくとそういう人は結構いて、さらに注意してよく見ると、日本人も!誰にともなく独り言をぶつぶつと言っている・・・特に若い子が目につく(ような感じ)。

何だ?って感じ。
交差点でそういう人がたまたま横に来て、なぞは解けた。
彼ら彼女らは何を独り言を話していたのか?
実は彼らの行動は独り言ではなかった。スマホを使って話していたのだ。
電話は、受話器を使って話すものと思っている者からすると、なかなか受け入れがたい通話形態だ。

まさか電話の話し方が変わるとは思わなかった。
受話器を持って「もしもし」、携帯電話の時代になっても基本的にはそういう形だった。
親指と小指を立てて、顔の横に持って来れば、それで電話をかけるというゼスチャだった(これは今もそうかw)。
それをスマートフォンは変えてしまった。
気づいてみると、最近、道を歩いているとき、行きかう歩行者の中に変に独り言を言いながら歩く人や道端で佇んでぶつぶつ言っている人が多い。自分にしてみたら違和感があるけど、それが普通になる日もそう遠くないと思わせる。

ほんと、最初、そういう行動に気づいたとき、不思議だった。ちょっとおかしいのか?などと思って気持ち悪かったが、最初は外人さんが目立った*1のだが、注意してみると日本の若者もそういう行動をとっている人が結構いたので、何だろうと不思議だった。

気づいてみればわかってみればなんてことはないと言えばそうなんだが、通話の仕方が変わるとは・・・時代は着実に変わっている。

*1:道に迷って、途方に暮れて嘆いているのかと思ったこともあった。