日本橋濱町Weblog(日々酔亭)

Quality Economic Analyses Produces Winning Markets

住基カードを取得してみた・・・ゆっくりだけど着実に進んでいる(ようだ)ICT利活用

先日、住基カードを取得してきた。会社の昼休みを利用して手続きしたのだが、写真つきにしなかったためか、昼休みの1時間で無事完了できた。

中央区日本橋特別出張所で手続きをした。住基カードを取得した動機は、確定申告をe-Taxで行うためだが、e-Taxで納税するためには、さらに電子証明書が必要でそれは中央区役所でないとできないということで、結局中央区役所まで行くことになってしまった。

自分が行ったときは拍子抜けするほど申請する人がおらず、どちらも15分程度で手続きが済んでしまった。実は日本橋で手続きしているときは、担当の人から、電子証明書の取得は時間がかかるから、2時間ぐらい余裕を持っていくようにと言われていた。

2時間かかるのではどうしようかと思ったが、途中にしておくのもなんだと思い、2時間覚悟で言った次第。結果は前に書いた通り。日本橋特別出張所の方は最近は非常に混んでいると聞いていたのが、あまりにも少ないので中央区役所の担当の方に実際どうなのか聞いてみたところ、「やはり最近はe-Taxを利用する人が増えてきていて、窓口は混んでいる」とのことだった。

住基カードもなかなか普及しない状況だったのが、e-Taxという便利な納税手段の認知が広がるにつれて、普及してきているようだ。日本の社会で遅れているといわれているICTの利活用だが、徐々にではあるが浸透してきているのだということが分かった。

e-Taxの利用はこれからだ。そもそも書類等をそろえ、税額を計算しなければならないので、中央区の相談窓口(実際は東京国税局の1階)に行って確認するのだが、そこで、e-Taxを利用できながら相談できれば、その場で完了できるので、
一番望ましい。

今回改めて気づかされたのが、ICTの利活用が進まない要因は、いくつかあって、そもそも利用機会がないからという点、認知されていない点、インターフェースが使いづらい点などがあるみたいだ。住基カードはそれらが徐々に改善されてきていて、申請する人が増えつつあるということだろう。

もうすぐ確定申告をe-Taxで実施するが、それを経験してい見るとまた違う状況が見えてくるのかもしれない。我々の社会を便利にするためにもっとドラスティックに利活用を促進させる方法もあるのかもしれないが、現状の日本では徐々に地道に進めていくしかないのだろうか。

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