最近というか昨年の夏か秋ごろからだろうか、お昼ご飯は人形町にある六文そばに通うことが多くなった。週のうち2、3日ぐらいは食べに来ているだろうか。当初は、トッピングとして揚げ物一品と生玉子を頼んでいた。それで350円ぐらい。コストパフォーマンスがいい。
さらに気に入っているのが、ここのそば汁の味だ。一言で言えば、懐かしい味。小諸そばのようなやさしい味ではなく、昔ながらの駅のホームにある立ち食い蕎麦屋のあの味だ(昔、大船駅のホームの立ち食い蕎麦が大好きだったけど、その味に近いと思う)。この味が好きなんだよね。
そして昼前に行くと揚げたてを食べられる天ぷら各種・・・これがまたいい。僕は当初は先に書いたとおり、揚げ物一品、掻き揚げかゲソ天を頼んでいたけど、今は天ぷら2品トッピングすることがほとんど。それに生玉子をつけてもらう(違う立ち食い蕎麦屋では温泉玉子のところがあるけど、それでは駄目でやっぱり純粋生玉子でなければいけない)。それで430円ぐらい。
当然だけど、頼めば30秒も待たずに出てくる。七味をかけて、まず玉子を汁の中に隠してから、汁をすする。これで人心地ついて、次に天ぷらだ。最初は天ぷらに汁を少ししみこませるのがいい。それを一口食べてから、そばをいただく。ネギと七味の味が汁と程よくブレンドしてそばに絡み、それが口の中で一体となって広がっていく・・・美味!
後は無心に天ぷらを食べ、そばをほおばり、汁を飲み、味わう。後半になると、天ぷらに十分汁がしみこんでいるので、これがまたおいしい。逆に汁にも天ぷらの味が広がっておいしくなっている。いいねえ。そしてあっという間にフィナーレ・・・僕の場合は最後の最後に残った汁と生玉子をいただく。玉子は丼の中ではつぶさずに、ほおばってから口の中でゆっくりそば汁とのハーモニーを楽しむ。
この間の食事時間5分程度・・・至福の時間だ。ご馳走様でしたm(_ _)m
六文そば 人形町店 (そば(蕎麦) / 人形町駅、水天宮前駅、茅場町駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0